シリカゲル
再乾燥方法

真空管式太陽熱調理器『エコ作』

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違い
コスト重視
制作プリザ
ドライフラワ
作り方
プリザ
作り方
プリザ
溶液作り方
プリザ
着色液作り方
PEG♯400
について
プルメリア
プリザ
会社案内 お問い合わせ お知らせ
真空管式ガラスで太陽熱を効率良く利用できる
『広島 福山の株式会社 寺田鉄工所の製造した
真空管式 太陽熱調理器『エコ作』は太陽熱を集熱し200℃近い
温度で肉や野菜を焼く調理器具です。水を入れると沸騰させる事もでき、
山や海でコーヒーを飲んだり、即席麺を食べるのにとっても便利!
アウトドアにもってこいの調理器具で、地球に優しいアウトドアライフを!
太陽熱を熱エネルギーに変換する事を確かめ学習する事が出来るキットで
以前から、シリカゲルの再乾燥方法を研究していた当社は記事を読んで
太陽熱にて簡単に再乾燥できる器具であるなら流用が可能であると思い
すぐに、連絡をしました。シリカゲル再乾燥と言う限られた利用方法ですが
担当者の方とお話しさせて頂き、テストする事を了承して頂きました。
データ等がまったく無い状態で手探りの状態でスタートしましたが、
水蒸気が発生し吸収したガスの匂いがしましたので再乾燥していると言う
手応えを感じておりましたが、どれ位の時間で、どの程度乾燥するのか
季節や時間で変化する太陽光相手ですのでテストに時間がかかりました。
『エコ作』取扱方法
真空管式 太陽熱調理器『エコ作』
【標準部品】
@真空ガラス管
A折畳み式反射板 
B木ダボ
Cシリコン栓
D本体取扱説明書
【シリカゲル再乾燥専用部品】
@専用温度計【パール金属(株) 
A不織布
B輪ゴム
C再乾燥の手引き
ガラス管上部から使用済みシリカゲルを
ジョウゴ等を使用してこぼれない様に
シリカゲルを注ぎ込みます。
一度に入れすぎない量を入れます。
   (約400グラム程度になります※)
  ※テストでは水分を吸収した
  シリカゲルの 約400gが
再乾燥後は約350gになりました。
不織布(白い布)でガラス管を包み
温度計がガラス管の端にくる位置に
カッター等で穴を開け温度計を通します。
輪ゴムを二重にしてガラス管を縛ります
※ガラス管を本体から少し上に突き上げて
 作業をすると楽に出来ます。
ガラス管を本体に再度セットし
温度計を下まで突き刺します。
温度計を差し込む位置を変えると
周辺温度の状況が変わってきます。
ベランダでも問題はありません。
風等で倒れない様に設置して下さい
1月でも晴天で太陽が出ている日なら
約1〜2時間程度で水蒸気が発生します。
 ※効率良い太陽光のとらえ方は
 本体説明書に記載してあります。
ガラス管内部は非常に高温になります。
水蒸気も発生しますのでヤケドに注意
※シリカゲルが水分を放出する
温度は約130℃前後で
 ガラス管の上下では
約30℃違いが出ます
連続して作業を続ける場合や
別容器に保管するには温度計で確認して
耐熱性のアルミ皿などに移してください。
再乾燥が出来たサインとして多くの
シリカゲル製品が薄いブルーになります。
当社はエコ作の代理店ですが
エコ作は現在
販売を中止しています
シリカゲルの再乾燥方法
フライパン使用
フライパンに使用済みシリカゲルを入れ
加熱します。シリカゲルは水分の他に
空気中に浮遊している色々な物質を
吸収しています。加熱によってそれらの
物質も放出します。直接ガスを
吸い込むと気分が悪くなります
換気には十分な注意が必要です
木べら等で焦げないように常に
かき回す必要があります。目を離すと
直ぐに焦げて使用不可能になります。
薄いブルー色が見えはじめています
水分やガスを放出している証拠です。
全体に薄いブルーになるように
常に木べらなどでかき回し続けます。
全体的に薄いブルーになってきました
かき回し方が乱暴だと
細かい砂状のシリカゲルがこぼれます。
ガラスの粉の様な物なのでガスレンジの
表面などに、こぼれて拭き掃除すると
キズが入りやすいので注意してください。
全て薄いブルーになれば完了です
耐熱の容器等に移し温度を下げてから
密封出来る容器に保管します。
当社オリジナル
再乾燥用 試作機No.2
ガラス管を500mlから1リットルサイズに
中に入るシリカゲルの量も
約倍になり利便性も効率もアップ
特殊構造で中が約200℃になっても
外側のガラスは触っても厚くない
魔法瓶構造は製造メーカーの
技術の固まりだそうです
◎:発砲スチロール箱にガラス管を入れる
◎:1リットルサイズのガラス管の採用
◎:蓋を付ける事で破損・保管が安全に
メーカーは以前 別利用の為に
試作されていたそうですが
エコ作には大きすぎるとの事で
採用はされなかったそうです
エアコン配管を隠す部品が
サイズ的にピッタリで
蓋をすることでシリカゲルの出し入れ
本体の移動時や保管時の破損を防ぐ
には丁度良いのですが・・・・・
シリカゲルを出し入れは容易に
なりましたが一方で乾燥時は穴が
解放状態になってしまいました。
乾燥時は水蒸気がモクモクと出ます。
排気の為の穴と温度計の止め方
高温のシリカゲルが、もしも倒れたり
すると大ヤケドになるのを防ぐ
キャップの形状を思案中です。
左がエコ作500ml
右が試作2号になります。
価格を抑える為には
ガラス管以外のコストカットを考え
とにかく箱を簡易にしようと考えました
再乾燥用 試作機No.1
試作1号機は反射板をそのままサイズアップしました。
太陽光を効率良く捕まえるには反射板が大きい方が有利で
この形状の方が試作2号よりは良いのですが反射板は折り畳み式で
構造も複雑な為 費用がかかるので価格も高額になってしまいます
『エコ作』
モニター終了

    沢山のご意見ありがとうございました
    真空管式 太陽熱調理器『エコ作』を使用して
    太陽熱にてシリカゲルを再乾燥する機器を
    テストして頂くモニターを終了しました。
    流用商品で使い勝手が悪い事は当初から感じておりましたが  
    多くの貴重なご意見・ご感想を頂きました。ありがとうございます。
    代表的なご意見をまとめました。
不具合を感じる点
×:一度に再乾燥出来る量が少なすぎる
×:天候に左右される
×:不安定で倒れやすい 
×:温度計/不織布が取付が難しい
×:価格が高額すぎる
電源の取付けについて
   モニターの方のご意見で当社が一番 ナルホドと思ったのが 
   100V電源を付けて常時 天候に左右されない機器として
  生産出来ないのかと言うご意見でした。
   シリカゲルを再乾燥する機械として考えるに
  炊飯器や洗濯機の様にボタン一つで乾燥する理想の機器として
  考えるともっともな考えで『魔法瓶構造』で温度変化が少ないので
   消費電力も少なくて済むことは考えられます。
   ガラス管構造の為、割れたりする事が考えられる事と
   電気製品として販売するには
   当社の規模では商品化には構造物責任の問題等 
   クリアしなければならない事柄が多すぎる為
    試作の段階までに至っておりません。
今後について
 ガラス管の1リットルサイズはメーカーも別商品で企画されており
 以前からサンプルを頂いておりましたが、ロット数・BOX製作・
   反射板・販売価格等の細かい段階で折り合いが難しく
  当社も予算が取れず 現在、試作段階でストップしている状態です