プリザ-ブドフラワ-
着色液の作り方
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プリザ
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プリザ
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PEG♯400
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プリザ
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プリザ制作において重要であり 又、楽しい行程が着色行程です
プリザーブドフラワーの特徴である柔らかさをプラスする事が必要です
オリジナル色を制作される方は特に重要な行程になります
含まれる柔らか成分(ポリエチレングリコール)は柔軟剤に当たり
身近なものに例えるなら髪を洗った後の リンス・コンディショナーになります
着色料の世界は色々な業界で使用されており 探せばたくさんありますが
当社方法は 手に入りやすくコスト最優先のものをお知らせしています
100均インクの場合
100均 ダイソー 詰め替えインクを使用
好みですが 2本使用が市販品プリザの
赤に近い色合いだと思いました
●蓋のある透明容器
●ポリエチレングリコール
当社で100cc単位で販売しております
●使用済み脱色液 極少量
小さなバラを制作する場合
容器(250ml)にインク(50cc)A本を入れ
ポリエチレングリコール(100cc)を入れる
容器に花を入れて全て沈む量に
ならない場合使用済み脱色液を少量
薄め液として入れる(約50cc)
制作する花の大きさや重さによっては
薄め液の量は変わります
皮革用アルコール染料
スピラン
皮革用アルコール染料 スピラン 
全12色 小サイズ100ml \500円程度
株式会社 誠和 SEIWA 
現在、テストした中で 価格も手頃で 発色も良い
少量販売されているので 100均インクに次いで
簡単に着色液として使用可能と考えています
※別に500mlサイズも販売されています※
(\1800円程度)
皮革用染料は他にも色々なメーカーから
販売されていますが (アルコール類)なのが
プリサ制作の着色液としては良い点です
※ポリエチレングリコールを混ぜて使用します
   入れないと 柔らかく染まらないので
   着色ドライフラワーになります※
制作の詳細は FCブログにて
(近日中にアップします)
ポリエチレングリコ-ルの
割合について
(ポリエチレングリコール)の割合に付いては ご質問頂く事が多いのですが
お答えとして、すっきりしない回答が多くなってしまいます
料理のレシピの様に何グラムに何グラムとお答え出来無い理由は
毎回制作する度に薄くなっていくものですので、その都度足していくので
正確な量の判断が非常に難しいのと 詳細なデータが無いのが理由です
多すぎた場合は洗浄工程を多くする事でも対応出来ます
今までの経験上 多めに入れたものは失敗しませんが少ないと
ドライフラワーになってしまいますので、気持ち程度多めの方が操作が楽です
染料系インクと顔料系インク
当社がオススメしているプリンター詰め替えインクには【染料系インク】【顔料系】が
あります。研究当時は 顔料系インクも多く流通しており染料系インクより強く
色落ちが少ないので顔料系インクを主に使用しておりましたが
現在、プリンターのインクは染料系インクが主流で顔料系インクを入手しにくいので 
染料系インクを使用しての方法をお知らせしています
白色について
白色着色液のご質問は多く頂きますが難易度が非常に高い色です。
特に現在の多くの日本人が白と感じる色である
スーパーホワイトは粒子が大きく沈殿が早い為
溶液を攪拌して色むらを防ぐ事が必要になります
塗料メーカーの方に聞いても特に白色はムラになりやすい色で
塗料の場合 重ね塗りが必要であると言われました
当社の制作方法では解決策として
ポリエチレングリコールを通常よりかなり多めに入れて
粒子の沈殿スピードを遅らせ色むらを押さえる方法で制作してます。
コスト的に高くなり 洗浄工程は通常より手間がかかる事になります
着色液の再生方法
市販の溶液を使用している時に一番コストがかかったのは脱色液ですが
着色液も何回か使用していくと色が薄くなったり柔らかさが無くなります
制作する花によりますが5回〜10回程度で高価な着色液も
柔らかさが無くなり事実上使用が出来なくなり廃棄する事になります
研究していく上で、新品と使用済みの着色液の違いを調べると
使用していくとポリエチレングリコールが薄くなっているのがわかりましたので
ポリエチレングリコールを追加してみると完成後の柔らかさが復活しました
もちろん色も薄くなってくるので着色料も追加が必要ですが 当社の場合
市販の着色液をポリエチレングリコールと着色料を追加して
60回以上使用しております
勿論、市販の溶液メーカーは溶液の再生は薦めておりませんので
お試しされる方は自己責任でお願いします。
尚、すべての市販の着色液で試した訳ではありませんので
廃棄予定着色液でお試し下さい
洗浄液も着色液に?
着色行程の次に余分な着色液やポリエチレングリコールを洗い流す行程が
洗浄工程です。脱色能力の弱い使用済みの脱色液を使用します
一度洗浄すると、かならず着色した色が付きますので
着色液と洗浄液を揃えないと完成後の色合いが違ってしまいます
同一色を制作する場合や、わざと色を変えてみたい場合を除いて
洗浄液は色別に保管しておく必要があります。
何度も制作していく中で 着色液の様な洗浄液を見て見て
着色液と洗浄液の違いは何なのか考えてみるとポリエチレングリコールが
入っているか無いかの違いでは無いかと考えて
試しにポリエチレングリコールを入れて見ると使用に問題が無いので
オススメは出来ませんが当社の場合
洗浄していく中で 良い色合いになったらポリエチレングリコールを
入れて洗浄液から着色液に変更しています。
すべての市販の溶液の洗浄液で試した訳ではありませんので
廃棄予定のものでお試し下さい