プリザ-ブドフラワ-と
  ドライフラワ-の違い

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『プリザーブドフラワーとドライフラワーの違いは何ですか』と
ご質問頂く事があります。花に関わる仕事の方でも明確に違いが解らない方も
多くおられるので 当社HPにてご質問された方への回答の例を記載します。
【プリザーブドフラワー】:プリザーブド=保存した花と言う意味になります
生花と同じ柔らかさと色合いに重点を置いてヨーロッパで
生花を保存する方法として(1991年)、考えられた製法の一つです
昔から物を腐敗させず長く保つ事は色々と考えられていました
身近な物で、生の魚や肉を保存する方法として『干物』『干し肉』があります
内臓や水分を無くす減らす事で腐敗のスピードは遅くなり 塩付けにする事でも
同様の効果をもたらす事は知恵として今日でも利用されています。
【ドライフラワー】:ドライ=乾燥した花と言う意味になります
エジプトの墓からも発見されたと言う書籍を見た事はありますが
違う書籍では元々の生花がドライフラワーになったとの見解もあります。
唯一 共通して亡くなられた人への悲しみを表わす物として
花が使用されていたと言うことは事実だと思います。
干物と標本の違い
プリザとドライを身近な物で例えて対比すると 魚の保存方法としての
干物とホルマリン標本に似ています。
●【ドライ(干物)】は原始的な方法でも制作可能です
   加工前と形状が大きく縮小し変化する点でも共通点があります。
●【プリザ(ホルマリン標本)】は食べ物として残す事を考えて無い代わりに
色合いや形を正確に保存している点に共通点があります
デジタルカメラと
フィルムカメラの違い
プリザ制作のご質問される方の中で最近 男性の方が増えてきました
制作行程はプラモデルやフィルム写真の現像に近いものがあり
一旦 プリザ制作を始めると男性の方が熱心な方が多いと思います
プリザーブドフラワーとドライフラワーの違いと現状を説明する時に
『デジタルカメラとフィルムカメラの様です』とお話する事があります。
どちらも長所 短所もあり 好みもありますが
フィルムカメラの独特の感じは変えられない良さがあり
年配の方や若い方にも指示されていると言う点や
世の中の主流はデジタルカメラだと言う点もプリザとドライの関係に
良く似ていると思われます。
日本人とプリザ
プリザーブドフラワーはヨーロッパの開発からまだ 数十年の技術ですが
改良・普及には日本人の技術と大量消費に支えられています
製造メーカーの多くは海外に生産工場をもっており日本向け食品と同様
多くの雇用とお金を産んでいますが 環境破壊の原因も輸出しています
全世界で消費される約8割が日本向けであり ほとんどが
日本で消費している現状です。
海外での知名度
当社HPを見てご質問頂いた方の中で 海外在住の日本人の方から
多く聞いたのは海外でのプリザーブドフラワーの知名度の低さです
数年前の情報で現在はどうかわかりませんが
アメリカやオーストラリアのみならず プリザ発祥のヨーロッパ
イギリスでも知名度は低く 特にびっくりしたのが花屋さんでも
知らない方が多いと言う情報を聞きました。
しかし、花のアレンジの方法やラッピング方法等
華美な日本とは違う文化圏である事から考えると
日本ほど普及しない理由も理解出来ます
花の命は・・・
プリザーブドフラワーを研究していた頃に言われた言葉に
『花の命は短いけれど・・・・』と言うのと
『いつまでも枯れないのは良いけど飽きる』と言われた事があります
喜び悲しみ等 花に意味を持たせ花を飾る事は人間らしさである
と言う事を聞いたことがあります。【枯れない花の意味するものは】
色々と考えさせられプリザとのつきあい方を変えた言葉でした