多くのご質問を頂きました |
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【この花はプリザになりますか?】 |
最近では、プリザブードフラワのメーカーから新商品がどんどんと出ています |
以前は難しいと言われた【菊】【ガーベラ】【胡蝶蘭】等も増えています。 |
メーカーさんの研究力と技術力は、大変素晴らしいと関心するばかりです |
こちらで公開している当社の方法は研究途中で放棄した不完全な方法です |
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●花弁の極端に薄い種類は制作が難しい花になります |
理由としては着色後 ポリエチレングリコールと着色料の重みに花弁が負け |
花弁が広がった状態で維持出来ず 丸まったり縮んだ状態になります |
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●花弁が少ない・花弁の巻きが少ない花も難しい花になります |
理由としては脱色後 花弁が取れてしまい花がバラバラになってしまいます |
花弁が生花の時には引っ付いていますが脱色後は簡単に外れます |
完成後 接着剤で取り付ける事で対応する場合もあります |
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●花弁の数種類の色が入っている花 |
理由としては着色液に沈めて着色しますので模様のような色が入ったもの |
染め物の絞り模様の様な製法が開発されておりませんので |
単一色 もしくは同色のグラデーションになります。ちなみに |
レインボー色のプリザは花弁各色ごとに着色行程を繰り返しています |
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●めしべ おしべ等が特徴的な花 |
理由としては脱色行程後のその形を維持出来ない形や細い事です |
ユリ系のおしべの部分 洋蘭の特殊な花弁等 |
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【脱色液は何回使用出来ますか?】 |
●市販品・当社流用品を含め 1〜2回程度だと考えてください |
高価な市販品でも脱色能力は同じです 花の種類にもよりますが |
小さな花でしたら多少回数は増えますが 脱色の失敗は最終的な失敗に |
大きく影響します。失敗しない為にはなるべく脱色能力の高い脱色液を |
使用する事が近道となります。当社方法は 高価な脱色液の代わりに |
身近なもので流用する方法ですが 完全ではありません。花が大きな場合 |
メタノール濃度の高いものを使用する必要があります。 |
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【着色液は何回使用出来ますか?】 |
●着色液はポリエチレングリコールと着色料で寿命が延びます |
着色液は市販品でも当社方法でも同じく使用する度に |
ポリエチレングリコールと着色液が薄くなっていきます。制作する花にも |
よりますが5〜8回程度で色が薄くなったり 仕上がりがドライフラワーの様に |
パサついたりします。市販品ではあまりオススメしませんが 当社方法では |
ポリエチレングリコールと着色液を追加する事で寿命を延ばす事が可能です |
当社使用している着色液の中では60回使用したものもありますが |
徐々に水分が増えてきますので、永久に使用出来るものではありません |
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【着色液に使えますか?】 |
●ポスターカラーは? プラモデルの塗料は? 植物系の染料は? |
油絵の絵の具は? 染め粉は?着色料に使用出来ますか? |
色々な着色料のご質問頂きます 当社も全てを試していませんので |
使用出来るかどうかは、正直わかりません。想像出来る事として |
アルコールに溶け難いもの不向きです。分離したり沈殿するものも |
着色液には不向きと考えられます。ホームセンター等で 色々なものの |
詰め替えインクを探して歩くのも又、楽しみであり 新しい着色料を |
試してみるのもプリザ制作の楽しみとお考え下さい。 |
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●染料系インクと顔料系インクどちらが良いのか? |
当社方法はプリンターの詰め替えインクをオススメしています |
理由としては、コストと調達しやすさになります。 |
中でも100円ショップの詰め替えインク(染料系)は少量購入が可能なので |
HPで紹介しておりますが、当社としては【顔料系インク】がオススメです |
以前のプリンターは顔料系のインクを使用しており詰め替えインクも |
顔料でしたので手に入れやすかったのですが 現在 染料系インクが |
主流なので染料系インクで対応しています。手に入る方は顔料系インク |
の方が色落ちや色あせが少ないのでオススメです。 |
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【着色液の割合は?】 |
●着色液の割合についてはよくご質問頂きます |
花の大きさ・品種・色・制作数等の違いで大きく違ってくるので |
いつも正確なレシピをお知らせ出来ないのが残念ですが |
HPで制作したSPバラの様な小さなバラの場合 1対1(ポリエチレングリコール) |
1対1(詰め替えインク:ポリエチレングリコール)で制作してみて |
ポリエチレングリコールのベタツキが濃い場合 その花は次の |
洗浄工程を長くして対応して終了します。 次回制作する場合 |
そのままでは 同じくベタツキが濃いので 着色液は薄める事で対応します。 |
慣れない場合や初めての色や花の場合 濃いめに着色液を作っておくと |
次回の対応が簡単です 初回制作の花は【色味テスト用】とすると失敗が |
少なくなります。着色料は制作時に 濃くても乾燥させると薄くなります |
赤の場合 着色液から取り出した時に濃いワイン色位 濃くても |
完成すると明るい赤(レッド)になります。市販の着色液と違って |
当社の方法の場合 思う様な色合いになるまで、かなり時間がかかります |
失敗を楽しみながら試して見て下さい。 |
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