薬王堂気まぐれ通信使bU35  2011−9−16〜20
Yakuoudo Capricious Communications Satellite

9月16日から4泊5日で北海道に飛びました。
旅の前半は簡単に説明し後半のニセコ周辺の山登りを紹介してみましょう。


北海道・千歳空港からレンタカーを借りて赤線部分を移動しました。

16日
千歳でレンタカーを借りて支笏湖方面に車を走らせます
恵庭岳を回りオコタンペ湖を眺めて行き止まりまで車を走らせます。
そこから引き返し苫小牧に向けて走ります。
苫小牧には大きな港が有り数人がイワシを釣っていました。
16日の夜は白老の旅館で宿泊しますが、源泉かけ流しの温泉から沖のイカ釣り船の光を楽しみました。

17日
ちょっと寂しくなった室蘭市内地球岬イタンキ浜の見える丘を通りカルルス温泉郷に入ります。
親戚と温泉でストレスを洗い流しました

18日
オロフレ峠を越して洞爺湖に向けてドライブします。
途中、くぼないの里という店に停まります。
ここで買い求めたトウモロコシはひじょうに美味しいと感じました。
白いトウモロコシは生でも食べれます。
昭和新山に立ち寄ります。
あいにくの雨、それでもひまわり畑は満開でした。
留寿都(ルスツ)を過ぎニセコに入ります。
ニセコ駅に立ち寄って昆布温泉郷を過ぎアンヌプリの麓、五色温泉に向かいます。
今夜と明日はここの宿で宿泊いたします。
先ずは温泉に浸かりました

19日
朝から晴れ間がのぞきます。
ここの温泉郷はアンヌプリ(1308m)とイワオヌプリ(1116m)の谷間に当たる山麓です。
常に熱い温泉水が湧き出ます。
アンヌプリ頂上には雲がかかり登山には不適と判断しました。
一人、イワオヌプリに登ることにします。

携帯したのはチョコレート一枚とお茶、雨具、カメラ、防寒具です。
山道は細いながらも植物が多く楽しい登山となりました。
この山周辺は噴火が繰り返されたのでしょう。
奇岩が多く見られます。
途中で確認した植物を紹介してみましょう。


シラタマノキとヒカゲノカズラ 背後はアンヌプリ山頂付近



アキノキリンソウ
アカモノ
コケモモ
アカバナ
ヤマハハコ
ヒカゲノカズラ ★訂正!
ツバメオモト(青い実黒くなった実)


ツバメオモトの青い実


ガンコウラン
シラタマノキ
ゴゼンタチバナ
マイヅルソウ実のアップ
ナナカマド
オオカメノキ
オオバノヨツバムグラ (★訂正!葉脈が3本)
エゾシロネ
オオバタケシマラン(花柄が直角に折れる)
マルバシモツケ
ミヤマホツツジ
イソツツジ ★訂正!
ツルリンドウ

イワオヌプリの山頂付近には植物が有りませんでした。
足元の岩には硫黄が含まれています。
隣の山のアンヌプリ山頂は雲に覆われています↓


イワオヌプリからアンヌプリ山頂を見る


イワオヌプリ山頂のくぼみに、お花畑になった部分が有りました。


オヤマリンドウの咲く頂上湿地


オンタデ
イタドリ(高山性)
ナツハゼ(高山性?)
オヤマリンドウ
ハイマツ
草の茂みにバッタが一匹


左手、なだらかな山はニトヌプリ

眼前に広がるなだらかな山がニトヌプリ
日本海、尻別川の河口を望む中間地点に大沼湖が見えます。
それにしても寒い
妻の待つ五色旅館に帰ることにします。

午後からはチセヌプリの途中まで登り、昆布温泉に出て尻別川を下ります。
尻別川にはヤツメウナギを捕獲する為の網籠らしきものが干されていました。
海岸線を積丹半島方面に進み岩内(いわない)まで行ってみます。
日本海から吹く強い風に漁業はいまいちと感じられます。
今夜もニセコ五色温泉の湯に浸かります。
誰もいない露天風呂、目の前にシラタマノキの白い実!
何時でもこんな時間を過ごすことが出来ればいいのですが・・・


ニセコ五色温泉露天風呂、源泉かけ流し湯に浸かる気まぐれ広島人


20日
ニセコはスキーのメッカ、雪のある時期に多くのスキーヤーがやって来ます。
アンヌプリゴンドラで1000メートル辺りまで上り、羊蹄山を拝みます。
笹の茂るスキーコースを眼下に見て、冬にも訪れてみたという気持ちになりました。


羊蹄山とコスモスと大豆の収穫

20日夕方、台風15号の被害にも会わず無事広島空港に到着します。

ホーム   一覧に戻る