薬王堂気まぐれ通信使bU20  2011・5・22
Yakuoudo Capricious Communications Satellite

我家の近くには昔からシャクナゲが自生しています。
坂町に絵下山がありますが頂上付近にはシャクナゲが自生していたと知人から聞いた事があります。
福富町竹仁のクロボヤ峡では今が満開とテレビで放映しておりました。
じゃあ〜行ってみましょう。


日曜日は朝から曇り空!60パーセントの確立で雨が降ると天気予報は伝えています。
畑賀から瀬野川カントリーの横を通り、瀬野〜志和・・・そこから峠を越えれば福富町に到着します。
30年前、鎌倉寺山に登ったことがありますが幹周り60センチも有ろうかと思われるようなシャクナゲの大木が見事な花を咲かせていたことを思い出しました。
この辺りの自然林にはあちこちに自生しているものと思われます。
曇天で見物客は少ないようでした。
現在、クロボヤ峡のシャクナゲは福富町で管理されています
そうしないと盗掘されてしまいますからね。
500株以上のシャクナゲが花の時期を迎えていました。
クロボヤ入口付近から見てゆきましょう。


クロボヤ池付近の渓流


渓流沿いには真紅のシャクナゲが咲き乱れていました。
湿地が1キロにわたって続きます。


途中の道

湿原を通り殿様池の湿地に到着します。
湿地の周辺はシャクナゲで囲まれていました。
なんとも美しい景色です。


殿様池湿地


・・・


湿地内部


・・・


ツクシシャクナゲか?

ホンシャクナゲと聞きますが葉の厚い、裏に毛の多いツクシシャクナゲにも見えるものがあります。


湿地周辺南側


・・・


将来にわたってこの景色は残してゆきたいですね。
2時間ほどの鑑賞に雨のことも忘れて見入ってしまいました。
進入禁止(悪路とクマ出没)の鷹巣山迂回路を走って向原方面に抜けます。
ここは舗装されていない崩れやすい山道、
途中、気がついた植物がありましたので紹介しましょう。
デワノタツナミソウ
ノビル
フデリンドウ(蕾)
レンゲツツジ
コガクウツギ
カマツカ
ミヤマガマズミ
ジャケツイバラ
ナガバモミジイチゴ
ホオノキ
コマユミ
エゴノキ
ユズリハ(シャクナゲと間違いやすい!)
動物では、手乗りガマ、シカ2頭、キツネ、ヤマドリ(♀)を目撃しました。


時は春、芸備線沿線は田植えの終わった風景が広がります。
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