薬王堂気まぐれ通信使bU18   2011・5・4
Yakuoudo Capricious Communications Satellite

連休4日、明日も休みと考えて燃料と食料を積み込みます。
波風穏やかならば山口県・上関原発の建設予定地を確認してみようかと出航します
出発してから約10分、海上では次第に荒れ模様となって来ました。

や〜めた!

進路を変えて広島湾に浮かぶ似島に上陸する事にします。


似島、宇品沖約4キロに浮かぶ周囲10キロの有人島です。
人口の大半が居住している地域の港(前方の山が安芸の小富士)に入ります。
地元の漁船に迷惑をかけないよう舟を留めました



人が住める平地は少なく住居は立て込んでいました
道沿いの植物を見てみましょう。
フラサバソウ
ミヤジマシモツケ(イワガサ?)
シロバナタンポポ
クサイチゴ
ミツバアケビ
サルトリイバラ
峠にさしかかると、ノヂシャがありました。


ノヂシャ

ここまで来たなら安芸の小富士・278メートルに登ってみることにしました。
予定になかったので水を携帯しませんでした。
墓所のお水を拝借
ミヤマガマズミの白い花を見ながら息を切らせます。
急な岩山を登る感じでした。
ヤマツツジ
ヒメヤマツツジ
これはヒメヤマツツジの二重になった花です。


二重になったヒメヤマツツジ


コバノミツバツツジ
山道は春の息吹きで満ちていました。
この山にはカマツカが随分多い!


カマツカ


バラ科・カマツカ、意味は幹が丈夫なので鎌の柄にした事から命名されます。
別名=ウシノハナグリ、家畜の牛の鼻に通す木=曲げても折れにくい丈夫な木の事を指します。
登り始めて1時間半!頂上に到着しました。
似島の南全景が見渡せます。
北に広がるのは広島市、手前にウラジロノキがあります。
東側下には似島学園中学、その向うに峠島があります。


右下は似島学園の敷地、手前は峠島

50年前、中学1年生の時に峠島沖に放りこまれて学園まで3キロを泳がされたのを思いだします。
当時は褌でした。
キアゲハが縄張りを主張していました。
もう来る事も無いでしょう。
波も強いし、このまま下山しておうちに帰ろうか〜
砂浜ではばあさんがアサリを掘りおっちゃんがチヌを釣り上げています。

今回はこれくらいにしておきましょう・・・次回に続く・・・
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