薬王堂気まぐれ通信使bU17  2011・5・3
Yakuoudo Capricious Communications Satellite

5月3日、妻と二人で久々のドライブを楽しみます。
行き先は温泉!
温泉を選ぶには条件があります。
かけ流し(湯を循環させていないこと!)であること・・・
それにもう一つ、
一度行った所には二度と行かないこと・・・
連れ添って37年、よく一緒にいると思います。



連休の道路は込み合います。
広島市内を横切り西風新都から高速道路に入りました。
北に走り広島県から山口県に入ります。
更に島根県に入りました。
中国自動車道を六日市インターで出ますがここは島根県です。
ここから日本海に向かって走りました。
15分ほどで木部谷温泉に到着します。
ここには間歇泉があります。
到着した時は丁度終了直後、25分間待つ事にしました。
ワラビを採ってトンボ(ニホンカワトンボ)を追っかけ温泉水の噴き上がるのを待ちました。

@、何もない常態。
A、地下で音がしだしました。
B、水が出てきています。
C、湧き上がってきたようです。妻も喜んでいます
D、1メートルと少し水が・・・
E、絶頂期は1分ほど、長くは続きませんでした。
F、沈黙寸前、妻も立ち去ります・・・

なんだか私の若かりし頃を思い出ました。

湯場は間歇泉からの水を温めて湯としています。
余剰の水は鉄分を含み小川を茶色に変色させます。
温泉湯に入ってみましょう。
いい湯でしいた。


いい湯だな〜♪


山口市からは2時間かけて来たという人、
松江から4時間をかけてやってきた人も・・・
私は広島から2時間もかからないで到着しました。
話し込んでしまったようです。
脱衣場から出ると休憩室でダウン
食堂で定食をたのみます。
卵豆腐、コンニャク・ワラビ・タケノコの煮物、ヤマウド?の味噌仕立てワサビの漬物に、アズキを混ぜたご飯
肉うどんも注文します。

木部谷温泉に別れを告げ柿木町に行ってみました。
道の駅で神楽を上演していました。
衣装は凝っていました。


柿木地区の神楽


買い物を済ませ大井谷の棚田を見に行きます。
山から谷まで耕作田が広がります
何世代にも亘って耕されてきたのでしょう。


棚田


蔵にはこて絵因幡の白兎)があります。
コンロンソウシャガウマノアシガタツルカノコソウエビネシュンラン、ワサビが自生し、シマヘビがのんびりと日向ぼっこをしています。
日原(にっぱら)まで行くことにします。
住民に声をかけ広島に帰るにはどの道がいいか?と尋ねます。
「ここは陸の孤島と言って何もないところ、あるのは山と川、鮎が取れるだけ!行政は何もしてくれない!」と、おじさんはぼやきます。
須川に抜け匹見に向かう山道は細く山崩れするから引き返せと言います。
言われたとおりにしないのが私、須川に向かいました。
匹見までの細い道路沿いには色々な植物がありました。
ヤマフジ
サツマイナモリ雌花
ハクサンハタザオ
キシツツジ


キシツツジ


カキドオシ
シャク
ギシギシの仲間
ラショウモンカズラ
アオノクマタケランでしょうか?
ヤマブキ


匹見の渓谷

陸の孤島、忘れられた地域、、、、
私はもう一度、一人で来てみたい!
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