薬王堂気まぐれ通信使�ｂT７９　　　２０１０・６・３０
Yakuoudo Capricious Communications Satellite

この季節になりますと私は次第に元気になります。
仕事前に近所を徘徊し始めます。

朝焼け！

私の誕生日は7月中旬！体内時計は出生に合わせて動いているのかもしれません。
という事で、朝も早くから無料になった呉道路をとばして白糸の滝まで行ってきました。

滝は水柱となって轟き、湿った風となって私の髪を濡らします(髪毛が未だある！)。
なにをしにここに来るのかは分かりませんが時々この滝に引き寄せられます。
湿った林床に入ると奇妙なものがあることに気がつきます。
薄暗い枯葉の中に何本も髪の毛のようなものが立ち上がっているのです。
なんだろう？？

デジカメで撮影してみました。
高さ約４０〜５０センチメートル、もっと長いものもあれば先が曲がって横になっているものもあります。
根本を見てみましょう。

枯れた枝から伸びている事が判りました。
後から解ったのですがこれはキノコの種類らしい！
なんという名前かは解りませんでしたがネットで探すと、ホウライタケ属・ナラタケ属・マメザヤタケ属など、子嚢菌の菌糸束だということ！
マメザヤタケというのは昔採取したことがあるけれど枯れ木に付く小指大の黒い塊でした。
それにしても暗い林の中でこれを見ると気持のよいものではありません。
かつて「ヤマンバノカミノケ＝山姥の髪の毛」と教えてもらったものがこれに相当するのでしょうか！
サツマスゲらしき植物がある林から退散しましょう。
ヤマモモは熟れかかっていました。

帰路、湿地のある場所に立ち寄ってみました。

ハッチョウトンボ　(※1円玉に隠れてしまう大きさで世界で最も小さなトンボ！)

ハッチョウトンボの動きが鈍い！ハッチョウトンボは目覚めたばかりなのでしょう！
コバノトンボソウがあります。

モウセンゴケ
カキラン
ミミカキグサ
白い小花のスミレはニョイスミレでしょうか？
オオマツヨイグサ
キリンソウがあります。

湿地のある人造湖

そろそろ帰らなければ朝ごはんにありつけそうもありません。
もう一度、言います。
私の誕生日は7月16日です。

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