薬王堂気まぐれ通信使bT74  2010・5・16
Yakuoudo Capricious Communications Satellite

東京の野川沿いに、源流を求めて遡上してみましたので記録してみましょう。


つつじヶ丘からママチャリを借りて野川を遡ってみました。
地図で見ると国分寺市辺りに源流域があるようです。
東京にこんな静かな場所があるんですね〜
堰堤は整備はされていますが川の傍には踏みしめられた道があり色々な生き物を見ることができました。
ナマズコイカメ(ミシシッピーアカミミガメ・イシガメ・クサガメ)、ウシガエルアオダイショウ・・・
都内にもこんな自然が残されています。
川沿いの植物は
アメリカフウロ
ウマノアシガタ
オオバコ
クサノオウ↓


クサノオウ


ニワゼキショウ
シロツメクサ
カタバミ
があります。
神代植物公園には行きませんでした。
調布飛行場を過ぎ、野川公園辺りに来ます。
ここには見慣れない植物がありました。
図鑑で調べるとヤセウツボ(ハマウツボ科)アップ画像、のようです。


ヤセウツボ


ママチャリを漕いで遡上してみます。
川幅は狭くなり、そのうちコンクリで塗り固められた溝まで来てみると中央線の国分寺駅の近くでした。
結局、道の途切れるところまで行ってみます。
この日は地区の祭りが行われていました。
関西の祭りとは随分様子が違います。
野川沿いにはたくさんの遺跡がありました。
記録によると随分前から人が住んでいたようです。
その末裔が文化を継承してきたのでしょう。
江戸時代、国分寺辺りは徳川幕府の鷹狩りが行われた場所だそうです。
帰りは来た時の反対を下ります。
貫井神社で休憩!判らない花(外来植物、セリバヒエンソウと教えてもらいます。)が有りました。
前原遺跡を通過し、野川自然観察園に寄ってみます。
川傍のエノキには昆虫の幼虫が・・エノキを食草とする蝶はオオムラサキと聞くけれどそうなんでしょうか?テントウムシかもしれません。
ジャコウアゲハがウマノスズクサの葉裏に産卵をしているようです。


ウマノスズクサにジャコウアゲハが・・・


葉をひっくり返してみました。
やはり・・・
ここでは色々な植物を観察することが出来ました。
タニウツギ
ハクウンボク
ハンゲショウ
フタリシズカ
サギゴケ
ムラサキサギゴケ
ナルコユリ
ヘラオモダカ
ミゾホオヅキ
ワニグチソウ

ワニグチソウ
東京にもいろいろなものが有るようです。
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