薬王堂気まぐれ通信使bT64  2010・3・7
Yakuoudo Capricious Communications Satellite

3月7日、日曜日。
瀬野を過ぎ上り坂の続く山の斜面にマンサクを見つけに来たのは今年3回目でした。
妻はあきれています。
毎年同じ事を繰り返しています。
梅は咲いていましたがミツバチは未だ行動していないようです。
トンネルの上にマンサクの花を見つけました。


左の枝先に黄色のマンサクの花を見つけます。

今年の「満作」は「不作」のようでした。
車を下りてゆっくりと探します。
林は冬の気配でしたが花をつけたマンサクを見つけます。
やっとマンサクらしい木がありました。


よく見てみますと全面黄色です。
四枚の丸い萼片
四枚の花弁
四つの雄しべ
先が二つに分かれて見える柱頭、


詳しい本には仮の雄蕊(雄しべ)があると記載されていますが見当たりません。
それにしても不思議な容をした花です。
マンサクは普通、花の中心部が赤く見えます。
ここのマンサクは赤い部分が無く、岡山と四国の一部に分布するアテツマンサクに似ています。


線路傍に咲くマンサクの花


帰り道、道路わきに黄色い花のイヌナズナを見つけます。
春は直ぐそこまで来ていました。


イヌナズナ

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