薬王堂気まぐれ通信使bT56  2010・1・3〜
Yakuoudo Capricious Communications Satellite

今日は1月のタコ釣りを紹介してみましょう。
早朝に出発します。


朝食は船の中ですませ釣り場に急ぎます。
そのうち太陽が昇り始めます。


タコがよく釣れるのはカキを揚げた筏の下がいいようです。
吊し上げた時、カキがこぼれ落ちますのでそれをねらってタコが集まるようです。


どうやってタコ釣りをするのかって?
タコツボ漁がよく知られていますが私は一匹ずつ釣り上げます。
アカテガニに似せたゴム製のカニをハリの付いたテンヤに縛り付けます。
友人はテンヤに肉屋で買った豚の脂身をくくりつけます。


けっこうそれで釣れるんですが私は更に鳥の手羽か関節の部分を縛り付けます。
タコはゴム製のカニにだまされて抱きつき脂身から鳥の足に移動してゆきます。
鶏肉を付けるのは私だけの秘密です。
アナゴを付けることもしましたが釣果にはさほど差が無いようです。
アナゴは焼いて食べたほうがいい!
一杯飲みながら釣り糸を垂らすと更にいいような・・・
指が痛くなりますので軍手を切ってカバーするのも私流儀!
今まで軽かった糸が急に重くなればタコが抱きついた証拠です。


ハリがちゃんとタコに引っ掛かるように慎重に糸を引くんですが半分は途中で逃げられますね。
釣り上げて目と目が合った瞬間に逃げられることもあります。
そんな時は悔しいですね!
一人で釣りますと特に網を入れるタイミングが難しい!
それでも一匹二匹〜・・五匹・・と釣れます
中には貝の中に入ったまま上がってくるタコもいます。
帰宅してタコを調理しますのでその時間も考えて早めに切り上げましょう。

タコの粘液を塩でこするのはあまり感心しません。
なぜかと言うと塩辛くなるからです。
新鮮なタコは手で揉むだけでけっこうヌルが出てきます。
熱湯に1〜2分漬けるのも方法ですが我家では酒と味醂を内れた鍋を熱して蒸す方法をとります。


この時に酢を入れると色がよくなります。
時間としてはやはり2分くらいでタコから水が出ますので焦げ付きません。
蒸したほうが美味しいようです。
釣ったグチの刺身と食べると最高ですね。
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