薬王堂気まぐれ通信使bT09  2009・1・25
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気まぐれ広島人は25日の日曜日、中野という町に烏骨鶏(うこっけい)を見せてもらいに行ってきました。

手前の赤い鶏冠が雄、他は全部、雌。

烏骨鶏は韓国料理で参鶏湯(さんげたん)が有名ですね。
体力の回復や気力精力の増強の為に食する有名な料理です。
雄の烏骨鶏のお腹に、薬用人参・当帰・棗・もち米・松の実・生姜などを入れてコトコトと煮込み出来あがったスープと肉をいただく料理です。
私はまだ参鶏湯の力を借りなければいけない状態ではない?ですので食した事はありません。
ここでは毎日、水と餌を交換してやるそうです。
それに飼い主のいる間、外に出してやり羽を広げさせるとか・・
警戒心の強い鳥でカラスやトンビの影が見えると直ぐに室内に逃げ込むそうです。
ボスの雄一羽に対して約10羽の雌が従います。


雄の烏骨鶏 15羽のメスを従うボスのようです。


一夫多妻か〜!うらやましいな〜!ハレムですね!
烏骨鶏のタマゴはニワトリのタマゴより少し小さめです。
ニワトリは一年に300以上のタマゴを産むらしいのですが烏骨鶏は一年に60個ほどのタマゴしか産まないそうです。
それで高価(約千円のタマゴ)なんですね。

雌の烏骨鶏 さすが美人です。

雌が産んだタマゴを温めていました。
近づくと逃げ回る雌なんですが抱卵時には逃げようとしません。
タマゴを取ろうとすると手をつつきにくるそうです。
母性愛の強い鳥なんでしょう。
烏骨鶏のもう一つの特徴は爪足(指)の数がニワトリに比べて多いということです。
ニワトリは前爪足三本と後ろ爪足一本、ケズメと呼ばれる爪だけの突起があるのが普通です。
烏骨鶏では後ろ爪足が一本から二本多いのです。
身は黒色で骨まで色がついている事から烏骨鶏という名前をもらっています。
飼い主の知人は烏骨鶏のほかにニワトリ(ビッグ・なんとかという種?)数羽も飼っていました。
それに野菜も作っていましたね。
サルやイノシシが作物を荒らしに来るといいます。
特にサルは網をくぐって荒らすとか・・・
人参・ダイコン・ハクサイ・イモ類は軒並み持ち去られたりかじられると言います。
タマネギは引き抜くけれどもラッキョウは食べないそうです。

サル・イノシシよけの網の外にはラッキョウが栽培されていました。

そんな烏骨鶏を見せてもらって帰路につきます。
道路傾斜はかなりきついようです。
中野出迎いの松が瀬野川・河川敷に立っていました。


出迎えの松並木 瀬野川沿線

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