薬王堂気まぐれ通信使bT01  2008・11・23〜24
Yakuoudo Capricious Communications Satellite

勤労感謝の日でしたので23日24日は連休でした。
気まぐれ広島人は四国は琴平に行きます。
何をしにかって?
お世話する日本漢方交流会(私は編集部理事!)の学会があったからです。
22日の夜から琴平入りをして2日続きの学会に備えます。


23日の朝!昨夜の理事会後の二次会は飲みすぎたようです。
頭が重いのを我慢して金刀比羅宮のある待宵山(象頭山)に行くことにしました。
人は表参道の石段伝いに登るのでしょうが素直な私は裏山道から登りはじめます。
アオキカラスウリ、マルバウツギ?、ナギが目に入ります。
ナギは暖地性で人くさい場所に多い樹木です。
イズセンリョウが白い実を付けていました。
蕾のあるイズセンリョウも確認します。
この谷は湿気が多いのでしょう、マメヅタがアラカシの樹肌にびっしりと生えていました。
植栽されたと思われるカエデ科の仲間、イロハモミジが紅葉の真っ最中でした。


金刀比羅宮に通じるわき道!


この山は昔から神社のある山として守られてきたのでしょうイノシシがやたらと多い、夜中にミミズを掘り返して運動会でもしているかのようです。
ヤブミョウガが多いのも暖かで湿気が多い理由でしょう。
学芸館に通じる三叉路を過ぎると軽自動車がやっと通れるくらいの山道に入ります。
この山は樹が倒れてもそのままにすると聞きました。
花らしいものはヤクシソウだけのようです。
実がなっているものでは、フユイチゴヤブムラサキクサギくらいでしょう!
ヤブタバコタラノキ、それに、メナモミでしょう、小さな種子がついています。
サクラソウ科のこの実は、オカトラノオ?クサレダマ?の実でしょうか?
レモンエゴマ(エゴマは栽培種で山野に逃げている事がある!)と思われるシソ科の植物の萼筒が残っています。
アカメガシワヒメユズリハイヌビワカゴノキマンリョウサカキモッコクムクノキサルトリイバラスダジイトベラ?、ツルマサキ?、ヤブニッケイヤマウルシが目に付きます。
一つまったく見たことの無い植物が有りました。
ネットの掲示板で植物に詳しい方に教えていただきました。
ゴマノハグサ科のトラノオスズカケという植物、初めて見ましたね。
実らしきものをアップにしてみましょう。


トラノオスズカケ


落ち葉からハリギリの樹があるようです。
カゴノキの大木を曲がると石段と重なりました。
ここまで来たからには奥社まで足を伸ばしましょうね。
カンアオイモミジガサテンナンショウの仲間、、、
シダ植物では、ハカタシダ?、イノデの仲間イワガネゼンマイかイワガネソウコシダミドリカナワラビ?、オオバノイノモトソウウラジロ何だったっけ?、が目に付きました。
奥社からの讃岐平野の眺めは以前より家が増えたように思えます。
愛艇の安全を500円で祈ります。
石段伝いに本宮の社殿まで来ると新嘗祭最中でした。
参道には多くの人が通行していました。

参道にあるイチョウ

学会の開会に急ぎます。
何しろ
写真係りですから・・・
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