薬王堂気まぐれ通信使bS89  2008・8・31
Yakuoudo Capricious Communications Satellite

8月31日、今日で8月は終わりです。
気まぐれ広島人は午前6時前に家を出ます。
今日は太田川中流域に行ってみました。
特に目的はありませんでしたが10年前に見たカヤランの群生が頭をかすめます。
記憶というものは定かではないようです。
10年前の部分的な風景は蘇りましたがカヤランがどこにあったのか?わかりません。
アカバナ科 マツヨイグサ
キク科 サワヒヨドリ
水の渦巻きに小さな花を見つけます。
マメ科 クズの花でしょう。
途中にあるのは
ゴマノハグサ科 キリ
春に見たキブシの花が実になっています。
キブシ科 キブシ
山道を上りつめてみました。
ゴマノハグサ科 ママコナ
ミカン科のマツカゼソウが咲いていました。

マツカゼソウ

その傍に
ユキノシタ科、ヤマアジサイでしょう装飾花が下を向いています。
赤い装飾花のベニガクに似た種類もあります。
石の上をすばやく走る動物がいました。
とっさにデジカメに収めます。
全く何なのか分かりませんでした。
帰宅後、生物に詳しい掲示板でイシノミという昆虫と教えてもらいます。

イシノミ

イシノミは原始的な昆虫と言われています。
エビのようで、水の中に生育するカゲロウの幼虫ニンフのようで、1〜2センチの小さな生き物です。
脚は六本(三対)、二本の触覚、眼は複眼、翅はないけれどお腹に義足のような小さな脚があります。
この歳になっても初めて知る生物がいるようです。
地衣類のこの生物も・・・
何という種類でしょう?
クスノキ科 ヤマコウバシも実がついています。
自然はそろそろ冬支度かな?
車に乗って立ち去ろうとした時にちょっと気になる山道がありました。
しばらく登ってみました。

カヤランの群生

大きなモミの木に10年前に見たカヤランが着生しています。
種子を飛ばしています。
記憶というものは不確かなものですね。
次回は花の咲いた時期に来てみましょう。
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