薬王堂気まぐれ通信使bS83  2008・7・15
Yakuoudo Capricious Communications Satellite

スイス旅行 7月15日(朝)〜7月16日(昼)

7月16日は気まぐれ広島人、50才代最後の誕生日でした。
早いものですね。
だったらスイスにでも行こうじゃあないかと話しを持ちかけてくれたのは妻でした。
彼女はヨーロッパに憧れを持ち続けていたようです。
私たちにとって始めてのヨーロッパ旅行です。
15日早朝に広島を出て関西空港からパリに向け飛行機が出発したのが午前11時でした。
地球の回転と反対方向で太陽を追いかけますから一日が長くなります。
パリまで燃料チャージ代金なるものが一人6万円くらい加算されると言います。

当初、スイスに直接乗りつけるはずだったんですが、なぜかパリで乗り換えてスイスに入ることになりました。
パリまでロシア上空の12時間は長かったですね。
何処までも人の気配のない大地が続きます。
スカンジナビア半島辺りまで来ますとホッとしましたね。
ストックホルム辺りの上空にかかりますと小さな島の続く海岸が見えてきます。
やっとフランスの大地が見えてきました。
コンコルド機の展示があるドゴール空港です。
フランス滞在は約4時間、乗り継ぎのスイス・バーゼル行き飛行機が遅れています。
せっかくフランスに来たんだからと空港内ながらも本屋に入ったりパリジェンヌとツーショットして時を過ごしました。
やっと案内があってスイスに向かうことになります。
エアーフランス航空のスイス行きは100人ほど乗れる旧式のジェット機でした。
私は最後列、窓横で30年位前のロールスロイス製ジェットエンジンがうなります。
スイス・バーゼル空港に着いたのが日本を出発してから17時間くらい経ってたでしょうか!
日本時間にしますと16日の午前4時頃でしょう。
ところがこの空港で私の荷物が出てきません。
もう一人、ツアー客のご婦人の荷物も出てきませんであわてましたね。
エアーフランス航空の姉ちゃんと交渉ですが何しろ現地も深夜で税関人もいないし、あまりやる気がないという風でした。
荷が着かないことを認めてもらってトランクのキーを渡し、出てきたのは当面代用の洗面具などの入ったバックが一つ・・
中を見てみますと男物のシャツが一つ、ひげそりに耳かきに訳の分からないローションが一個、使う気にもなりませんがもう一人のばあさんには使いようの無い代物ばかりでした。
二人で初日早々「面白くないね〜!」と言うことしきりでした。
バーゼル空港の荷物騒動で時間を浪費しバスに乗り換えてチューリヒのホテルに着いたのが現地時間で夜中の1時半、もう眠くって・・・
日本との時間差は7時間半くらいあります。
下着類一式ありませんので代用シャツを着てみます
サイズがずいぶん大きいようです。
それにしてもばあさんはどうやって寝たんだろう?
とにかく今夜は妻のパジャマズボンを借りて寝ることにします。
ZZZ・・・
6時半に起こされて食事前にチューリヒ市内を見ることにします。
電車が走っています。
国鉄の駅に行ってみました。
なぜか?KIOSK がありました。
街には果物が売られています。
ブドウアンズとモモスモモにハランキョウと言った樹に実る果物ばかりです。
一スイスフラン=105円相当ですので物価もそれほど高いようではありませんでした。
ホテルの朝食もまあまあのご馳走だったように思います。
スイス初日、荷の着かないハプニングはありましたが先ずはルツェルンの町に向かいバスを走らせます

こちらでは日本の車は先ず見れてません。
ベンツか、フォルクスワーゲンか、アウディか
日本車が優秀で燃費が安いと分かってるようですが外国の車は税金が多くかかると言います。
フィーアヴァルドシュテッテ湖から流れる川にカペル橋が架かります。

ルツェルンのカペル橋

何でも13世紀からあるそうで最近消失し、また再建されたということ!
戦士を祀るライオン記念碑を見て川沿いの教会を見ながらスイス第一日目の朝を過ごしたという・・・
午後からの報告は次回の薬王堂気まぐれ通信使にいたしましょう。

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