薬王堂気まぐれ通信使bS71  2008・4・6〜7〜8
Yakuoudo Capricious Communications Satellite

久し振りに北海道に飛びたくなり気ままな一人旅に出かけてみました。

広島空港を発つと2時間で千歳に到着します。
札幌、大きな都市になったものです。
新築5年目にあたるJR札幌駅内は道内の繁栄を十分に感じさせてくれます。

JR札幌駅
その夜、JRで妻の実家のあった室蘭に向かいます。
当日は東室蘭の温泉つきのホテルに宿泊します。
次の日の早朝、近くのイタンキ漁港に行ってみることにしました。

イタンキ漁港

ここから地球岬まで昆布が採れることで有名なイタンキ浜が広がります。
少し歩いてみました。

イタンキ浜

今日は穏やかな波打ち際ですが辺りの様子からしますと波が荒い日が多いようです。
波の退いた砂の上にはイソガニツブの子供ハスノハカシパンか?それに小さな貝などが見られます。
ずいぶん長い浜が続いていました。
切り立った斜面には大きな断層が見られます。

イタンキ浜のウミネコ達

今の時期、花のある植物は見当たりませんでしたが砂の中にコウボウムギ葉に水を溜めた植物ハマサジに似た植物の越冬葉などが確認出来ます。
防波の為の石にコンブが付いています。
食べてみましょう。
食卓にあるものと同じ味がしました。
イタンキとはアイヌの人々のお椀を指す言葉だそうです。
何でも昔この辺りで不漁が続き、お椀や箸までも火に燃して暖をとったことから名前が付いたとか・・・
帰り際にイタンキ漁港の倉庫を見ていましたらコンブを海底から引き上げる為の道具があります。
やっとフクジュソウの花を見つけました。
この辺りにも春が確実に来ているようです。
昼間、墓参りを済ませ今夜は小樽の友人に会いに行きます。
4年ぶりでしょうか!大学時代の親友です。
小樽駅に到着したのは日が山影に沈む午後5時頃、
その夜はヒレ酒を飲みながら二人で語り合いました。
目の前ほとんどの魚を食べつくしたので店の主人にとってはいい日だったでしょう。
小樽のホテルは暖房が効き過ぎて・・・お陰でチンチン風邪を引いたようです。
火曜日早朝に運河周辺歩いたのですが体が重い!
小樽市ニシン御殿付近にも行きますが日和山灯台辺りでダウンです。

小樽市ニシン御殿を右に見て小樽湾を望む・日和山灯台より
小樽市水族館の裏手ベンチで海を見つめます。
たくさんのウミネコが休憩していました。
当日は関東で風が強く飛行機便のダイヤが大幅に乱れ広島到着が2時間も遅れました。
自宅に到着したのは午後8時過ぎ、今週は仕事どころではなさそうです。
ホーム   一覧に戻る