薬王堂気まぐれ通信使bS61  2008・1・27
Yakuoudo Capricious Communications Satellite

アホというか!馬鹿というか!26日の仕事の後、気まぐれ広島人は2週連続で夜の海に出てきました。
これが3週〜4週と連続になるかと思えば・・・

ということで今週はアナゴとタコの釣り方にもう一歩接近してみましょう。
先ず、どんな状況下なのか?という場所説明からすこし、
辺りは漆黒の闇状態で遠くの港にすこし灯りがあるだけです。
港まで数キロありますがそこを除けば半径20キロメートル以上、もっとかもしれませんが四方は人のいない海上です。
そこで一人釣り糸を垂れる!そして波に揺られながら眠りにつく!
贅沢な一夜です。

遠くに港の灯りだけが・・・船上ですので月もぶれています。

アナゴは広島近郊のカキイカダの下にたくさんいる事を先週言いましたね。
そうなんです。
カキイカダから落ちてくるカキを食べて大きくなっている魚ですから美味しいのは当然でしょう。
餌に食いつきましたアナゴを海から抜き上げます
ウナギよりも油が少なく美味しい魚だと思っています。
アップで見てみましょうね。
水際のアナゴは観念してる様子でしょ!
釣り方は数本の竿を海に投じるだけ!
何故か?安い竿の方がよく釣れます。
夜中の12時過ぎまで釣った後は波の音を聞きながら寝袋に潜り込みます。
今の海は寒い!ホッカイロの有難みがよく分かりますね。

朝日が昇る


次の朝、朝日が東の空に昇ってきます。
アナゴは夜しか釣れませんが朝方にはタコが釣れます。
挑戦してみました。
最近の釣果からこの場所でのタコは数が少なくなったようです。
それでもタコの疑似餌に食いついた感触が手に伝わってきました。
ゆっくりと引き上げます。
結構、大きなタコでしたね。
海底を離れる時に貝にしがみついた様子です。
海面近くまで上がってきました。

海面まで上がり潜ろうと抵抗するタコ!

タモ(手網)ですくい上げましょう。
スーパーでは近海の地タコの足一本が700円で売られていますから、これくらいなら700×8+頭=6000円くらいの販売価格になるかも!という胸算用・・・一寸高く見積もりすぎましたね。

今朝はタコも釣れたし近くの風景を楽しみながら船を流してみます。
無人島は花崗岩の岩肌が荒々しく木々の少ない斜面にはコシダの群落が広がります。
海岸近くにはダンチクが生い茂り日当たりのよい場所にはシャシャンボ・ヤマモモ・ヒサカキ・カゴノキなどの広葉樹が散らばっています。

島の海岸!

松は海に迫り、海中では春を期待した藻が芽吹いていました
海はいい

今夜の我家の夕食を紹介して薬王堂気まぐれ通信使といたしましょう。

@ アナゴの骨煎餅

A アナゴのカバ焼き

B タコの刺身
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