薬王堂気まぐれ通信使bS51  2007.11.18
Yakuoudo Capricious Communications Satellite

18日の日曜日、気まぐれ広島人夫婦は仲良くまた宮島に行きました。

宮島しか行けないと言うか!好きと言うか!今回はタイヤを側溝に落とさないようにだけ注意しました。
人の多いホテル巌荘の傍を通り抜けると少し静かな場所に着きます。
水族館を過ぎ水晶山に登ってみました。
水晶を期待しましたが小高い丘には何も見つけることが出来ませんでした。
それから多々良干潟を目指し、細い道を山手に上り奥の院に向かいます。
はじめてのコースでした。
アオテンナンショウの実のある奥の院では誰とも会いませんでした。
ここの言われは知りませんが杉の下にずいぶん古い石像が野ざらしにされています。
読経小屋が二棟あります。

奥の院の紅葉

先ほど行きました大聖院の紅葉とはずいぶん違っていました。
奥の院をあとにして海岸に下りてきます。
トサムラサキが綺麗な実をつけています。
広島県では宮島でしか見たことがありません。
その他にはサルトリイバラヤブイバラシロダモなど赤い実が目に付きます。
シロダモには黄色のものもあります。
引き帰して杉ノ裏に通じる道路に入ります。
ここは1555年の厳島合戦で毛利軍が本殿近くの陶軍に夜襲をかけた時に使った道だそうです。
杉ノ裏を通って包ヶ浦に行きます。
そこから山道に入り砲台跡を通り過ぎて入浜に行ってみました。
ここは綺麗でしたね。
レモンエゴマの花がもう終わりでした。

入浜海岸

しばらく浜辺を歩いた後でもう一つ山越えをした腰細浦に行くことにします。
車で来れる最後の浜辺です。
腰細神社に挨拶をして東の砂州にある4本の松を見ます。
根が風にあおられて露わになっているところがいいですね。
ここでもしばらく波打ち際で戯れてみます。
誰一人として出くわさない静かな浜です。
60年前にこの沖を呉で建造された多くの軍艦が船出しました。
砂浜を引き返し砲台跡から内海を望みます。
何時来てもここからの眺めは絶景ですね。

瀬戸の絶景・中央の小さな島が小黒神島

鷹ノ巣浜では今でも砲台の設置されていた跡を見ることが出来ます。
大砲の有った台座がごろりと横になっていました。
包ヶ浦に帰って浜の松にマツグミ (アップ)を見ます。
ハマゴウのある自然海浜が綺麗でしたね。
杉ノ浦の港にアナゴを漁するおじさんがいました。

気まぐれ広島人:「今年はどう?」

漁師:「アナゴはいいが他の魚が少のうなったの〜!」

延縄を仕掛けに行く前でした。
餌はサンマの切り身です。
一夜で50キロくらいは捕れると言います。
宮島のアナゴ漁は健在でしたね。
今日はたくさんの宮島を堪能しました。
また来るからね!
長浜神社にお別れをして家路につきました。
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