薬王堂気まぐれ通信使445   2007・10・8
Yakuoudo Capricious Communications Satellite

今年は暑かったですね〜
やっと朝晩がしのぎやすくなったのですがそれにしてもまだまだ日中は暑い日が続きます。
気まぐれ広島人は8日の体育の日に山口県との県境を遡り県北の吉和町から錦町(山口県)に行ってきました。

この地域にはなかなか来る事が有りません。
大野町の妹背の滝に挨拶をして経小屋山に車で登ります。
宮島の弥山より60メートルほど高いと言われていますが今日は何にも見えませんでした。

経小屋山の山頂付近・霧で眼前の瀬戸内海が見えませんでした。

頂上で気がついたのはミヤジマママコナ(アップ)、シラヤマギク(イナカギク)、コナラのドングリなどでした。
早々に引き返し渡ノ瀬ダムに向かいます。
途中、マルバノキ(ベニマンサク)が目に付きます。
ベニマンサクは広島県ではこの辺りにしか生育しません。
昭和の初め、広島市の熱心な植物愛好家が見つけなんだろう?としばらく判らなかった植物だそうです。
まだ花は咲いていないようでした。
この花は深い赤色で咲いているときに鼻を近づけるとドクダミの臭いがします。
近くにはダンコウバイコバノガマズミなどが実を付けていました。
渡ノ瀬ダム周辺を通り三倉岳辺りに行ってみます。

右遠くに三倉岳の岩山が見られます。栗谷地区は彼岸花の咲く収穫前の時期でした。

ここも久し振りでしたね。
特に三倉岳を間近に見たのは初めてでした。
岩山はロッククライミングの聖地となっておりこの時にも数人のクライマーが岩登りの準備をしていました。
今年はヒガンバナが長くいつまでも見られます。
暑い夏の為に花期がずれ込んでいるからでしょう。
栗谷地区で昼食(田舎寿司)を済ませ三倉岳を離れて吉和を目指します。
冠高原の松の木峠から山口県に入りました。
錦川の上流で無人の売店が有りました。
一本百円でしたが真ん中の二本で百円のくびれた大根を買います。
なんだか気を引く大根でした。
この辺りは野生の熊が頻繁に出てくると言います。
今年も柿が赤くなりそうでした。
葉が落ちて実が赤くなると熊が木に登るんだそうです。
柿の木に昨年までの爪跡が残っていました。
錦町の少し上に雙津(そうず)峡温泉があります。
温泉(賭け流しですが沸かしている?)で500円を払い日頃の疲れを癒し帰路につきました。
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