薬王堂気まぐれ通信使�ｂS３３　　　２００７・７・１２
Yakuoudo Capricious Communications Satellite

先週は忙しくて薬王堂気まぐれ通信使の発刊が出来ませんでした。
人間、忙しすぎるのはよくありませんね。
気まぐれ広島人は台風4号が接近していると言うのに早朝釣りに出かけます。

午前4時、夜明けの缶コーヒーを買いに近くのコンビニに立ち寄ります。
時折、はげしい雨が降りましたが嵐の前だからでしょう、風はないようです。
午前4時15分の出航でした。
辺りは暗闇です。
浮遊物を引っ掛けますとスクリュウが損傷をうけ速度が落ちます。
ゆっくりと河口を下り内海に出ました。
立体交差の道路が綺麗です。
宇品を出る辺りまで低速で航行し、そこから速度をあげます。
空はようやく白みはじめました。

約20分で岸根地区に到着します。

海は季節で釣れる魚種が違います。
時間帯や潮の状態でも大きく左右されます。
今の時期、アジやメバルなどはあまり釣れないのですが挑戦してみました。
じっと釣り糸を垂れますが魚はいないようでした。
30分経過、接近する台風の影響でしょうか！空には重苦しい雲が広がっていました。
夜の仕事を終えた漁船が港に向かいます。
場所を灯台のある岩礁に移動します。

ギザミ（ベラ）が釣れるようです。
焼いて食べたら美味しそう！
広島では子供の「疳の虫」に効くと言われてきました。
発育盛りに動物食が少なかった昔の人の智恵だったんでしょうね。
海面ではナブラが見られます。
コアジかイワシが大きな魚に追われているのでしょうか。
近くに船は出ていませんでした。
無人島の斜面にはツワブキに混じってコオニユリが咲いています。

7時40分、そろそろ帰ることにしましょう。
明るくなった船着場に戻ったのが午前8時5分です。
家に帰り一風呂浴びて朝食にすることにしましょう。
9時からは仕事が始まります。

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