薬王堂気まぐれ通信使bS27  2007・5・20
Yakuoudo Capricious Communications Satellite

5月20日の日曜日は早朝から次男を伴って草刈をしました。
年に数回しなければならない仕事です。
草刈を済ませ向原の大土山(標高800メートル)に行くことにしました。
登山口まで車で約1時間かかります。
向原では稲が植えられたばかりでした。

向原坂地区

畦で見慣れないタンポポを撮影していますとクワをかついだ老人が近づいてきました。
蔓状に匍匐しながら株を広げると解説をしてくれました。
日本在来のタンポポではないようです。
タンポポの茂みにシマヘビが寝ていました。
老人はこう言います。
「ヘビを起こしちゃろうか?」
私はそっとしておいたら!と言います。
じっ様は私の言う事など聞かないふうでした。
「おい、おい、こりゃ、こりゃ!」
クワの先でシマヘビをつつきました。
シマヘビはびっくりして尻尾を立て振りながら岩穴に急ぎましました。
山道でも色々なヘビに出くわします。
シマヘビ
アオダイショウ
ヤマカガシ
(注=嫌いな人は開かないで下さいね!)
トカゲも見かけます。
その他には
甲虫の仲間
論池のそばでイトトンボ
熊も居るようです。
熊に出会いそうな時には鈴を持ち歩きます。
春の花が一段落し今は端境期です。
それでも大土山にはガクウツギ(別名=コンテリギ・画像はコガクウツギか?)が満開でした。

ガクウツギ  別名コンテリギ  葉が細いものをコガクウツギと言います。

その他
コバノタツナミ
サワオグルマ
ミヤマヨメナ
論池のそばにはレンゲツツジが満開でした。
駐車場から頂上まで歩いて30分かかります。
息を切らしながら山道を登りきりますと千畳敷と呼ばれる大きな岩が並ぶ頂上に到着します。
20年前に来たことがありますが様子は変わり車道を作るために山肌が削られていました。
頂上から三次方面を一望します。

中央左手、人の気配のある場所は甲立地区

とこまでも山並みが続き、この辺りはまだ自然が残っているようでした。
帰りに削られた道を通ってみました。
斜面に色の違う場所を見つけます。
足元を見ますと水晶があるではないですか!
斜面を掘ってみました
大きな水晶があります。
変色した部分は粘土質で鉱物が多いガマと呼ばれる場所だったようです。
1時間ほど掘りましたね〜!
リュックサックに入るだけの水晶を入れ両手には大きな石の塊を抱えて下山します。
(※実は3日後の23日早朝にも同場所に行くことになりこの画像は二日分の収穫です)
この度は収穫があっただけではなかったようです。
このことは次に書くことにしましょう。
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