薬王堂気まぐれ通信使bS26   2007・5・18
Yakuoudo Capricious Communications Satellite

過ごしやすい季節になりましたね。
柿の木にキジバトが羽を休めていました。
子供の頃、テテッポーポーポー・・・と鳴くのはどんな動物なんだろう?と思っていました。

昆虫も動き出しましたね!
近くの山ではイノシシが水浴びをしているようです。
道の真ん中に「ぬた場」があります。
入口にはイノシシ特有の爪跡がたくさん残っています。
様子から昨夜も来たようです。
傍にある曲がった樹は身体をこすり付けるのに丁度具合が良いようです。
近くに頭蓋骨も転がっていました。


13日の日曜日は広島漢方研究会のお世話でした。
午後遅くからの散歩でしたからそんなに遠くには行けません。
まだ見たことのない場所に行ってみましょう。
私が小さな時には水田が広がり人家など無かった場所に今は家が建っています。
水田のあった箇所はかつて海だったそうです。
その横に、こんもりとした里山が残っています。
ここは足を踏み入れたことがありませんでした。
行ってみましょう。

シソバタツナミ


シソ科のシソバタツナミの花が満開でした。
辺りに古くからの墓がある小高い丘です。
誰も来ない山道を落ち葉を踏み分けて進んで行きますと「ぬた場」があります。
もともとイノシシなど野生の動物がいた場所に我々が入り込んでいるようです。
白い色のタツナミソウがありました。
コバノタツナミの白い花でしょうか?
かつて広島県の中部でデワノタツナミソウを見たことがあります。
広島県ではないだろう!と言われていましたが清流の岩肌などに確認されています。
シソバタツナミの葉の裏は紫色をし茎には小さな毛が上向きに生えています。
コバノタツナミのことはよく分かりませんが茎と葉の様子を載せておきましょう。
その他、ケシ科のクサノオウ、ムラサキ科のタチカメバソウ、セリ科のヤブジラミ、アカネ科のヨツバムグラ?ヤマムグラ?などの花を見ることができます。
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