薬王堂気まぐれ通信使bS22   2007・4・15
Yakuoudo Capricious Communications Satellite

4月15日・日曜日、早春の山に行きました。
谷には簾模様のキブシが咲いています。

長く垂れ下がったキブシの花

綺麗なものですね。
気をつけてみますと花の数が多く真っ直ぐに垂れ下がる種類↑と、花数が少なく垂れ下がる方向が不規則な種類があります。
どう違うのでしょう?
デジカメで撮影し大きくしてみましょう。
メシベのような柱頭はどちらにもありますがオシベの葯がある花と、メシベだけの花があります。
キブシには雌雄の株(雌雄異株)があると言われています。
同じような形態を持つヒサカキも咲いていました。
ヒサカキの雌花雄花、小さな花ですがよく見ますと美しいものです。
シュンランが花を咲かせています。

ホクロとも呼ばれるシュンランの花

唇弁の模様が個体ごとに違いますので見ていると楽しいものです。
50年前、4〜5歳年上の叔母からこの花の名前を教わりました。
「ジジババ」と言うんだそうです。
何故そう呼ぶのかと言うと斑点(しみ)のある唇弁はばあさんの陰部、葯のある蕊柱(ずいちゅう)は爺さんの一物と見なすからとか→説明画像
そう言われるとなんとなくそんなふうに見えます。
昔に教わったことは忘れないものです。
タラノキが新芽を伸ばし、ニシキゴロモが花を咲かせ、サンヨウアオイが蕾をつけています。
この辺には熊がいるのでしょう。
大きな足跡が残っていました。




鉄の鯨が・・・
昼からは魚釣り!
気まぐれ広島人は時間を無駄にしません。
目の前を潜水艦が横切ったり色々な船が通り抜けてゆきます。
ゆったりと自分の力で進むカヌーもいいですね。
デジカメを向けるとポーズをとってくれました。

自力航行するカヌー!気をつけてよ・・・

遅い昼ご飯を済ませて今夜のおかずを釣ることにしましょう。
終盤、コノシロが上がります。
今夜はコノシロの刺身で一杯やることにしましょう。

@、コノシロの内臓を出しうろこを取ります。
A、三枚に下ろします。
B、ホゴメバルの刺身(左)とコノシロを骨切りした刺身

横になり笑点を見ながらの一杯はたまりませんです。 ハイ!
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