薬王堂気まぐれ通信使bR91   2006・9・8
Yakuoudo Capricious Communications Satellite

先月。8月の下旬に呉地区と江田島地区に水を運ぶ水道管が破損し送水することができなくなりました。
その影響で多くの住民が水不足に悩まされました。
一歳年下の弟も江田島に住んでいます。
気まぐれ広島人はすぐさま(9月4日・一時復旧前日)水の差し入れをしに江田島に渡ります。

フェリーの中から江田島側を望む↑

江田島では自衛隊の応援部隊が活動していましたが任せておくわけにはゆきませんでした。
自衛隊のお兄ちゃん頑張って!
我が家の水は太田川を水系とする清らかな水であるとともに塩素を取りのぞいた神水です。
なぜこの期になって差し入れか?今までポリ容器が不足して買えなかったからです。
午後5時過ぎ、対岸に江田島を望むフェリー乗り場は静かでした。
江田島の船着場は切串という弾薬庫の多い半島の付け根にあります。
施設は時々、弾薬製造中に爆発します。
その度、犠牲者が出るようですが機械で自動的に出来ないものでしょうかね!
弟の家に行きましたらさすが水不足とあって階段の上からポリ容器を並べてありました
洗濯物と風呂に入れないのが苦労と云います。
水洗トイレにも不自由するそうです。
差し入れのついでに焼酎も持って行きましたが湯割にするのに水が足りるでしょうか?
弟は私と顔の造りがよく似て眉が濃く髪もふさふさです。
大切な水を使ってコーヒーを沸かしてくれました
ああ〜江田島!です。
帰りのフェリーの時間に間に合うように家を後にしますが辺りはすっかり夕闇に包まれていました。

帰り江田島側の切串桟橋から、対岸の灯りが本土側

フェリーの中には水を供給し終えた災害復旧支援のトラックが並びます。
次の朝、近くにはヘクソカズラがたくさん咲いていました。

線路に咲くクソカズラの花とオシロイバナの赤い花
(※画像を組み合わせて文章に当てはめるのは大変です!画像は送られてきたものも利用しています!)
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