薬王堂気まぐれ通信使bR42   2006・4・9
Yakuoudo Capricious Communications Satellite

4月9日の日曜日、気まぐれ広島人は広島漢方研究会のお世話から始まりました。
なんたって事務局ですから・・・
午後に一応大役が終わりますとそわそわし始めます。
最後まで会の修了を見とどける立場なのでしょうが、どうもいけません。
今日はサクラが満開、そこで芸備線沿線のシダレザクラを見ながら春の草花に会いに行きました。

芸備線沿線に咲くシダレザクラ (エドヒガン)

このサクラの種類はエドヒガン系のシダレサクラです。
広島近辺では家の庭に植えてあるのを見ることができます。
エドヒガンの寿命は500年あると言われます。
このサクラを庭に植えて大きくすることで家系が守り続けられていることを知らしめたのかもしれません。
特に近年、土地を守り家を継ぐのも並大抵ではないようです。
大きなシダレザクラは枝を電車に取られて、それでもちゃんと花を咲かせていました。

電車から花見をする! 枝の先は乗客に折られたか・・・
一番近い場所に咲くカタクリの花を見てみたい!
向原には民家の裏山に手入れされたカタクリの里があります。
私は人が行くにぎやかな場所は苦手です。
白木山のすそ野にひっそりと咲くカタクリがあります。
そこに行ってみました。
綺麗に咲いていましたね〜!
何株くらいあったでしょうか??
ここ一週間ほど花を咲かせ葉を一月ほど太陽にかざして枯れていきます。
前回紹介したホソバナコバイモもそうですが他の植物が大きくなる前に花を咲かせ光合成を済ませて年のほとんどを土の中で過ごします。
丁度、私のように・・・

若いタムシバの花
タムシバハクモクレンシキミなどモクレン科の木が花を咲かせていました。
鷹ノ巣山を経由する山道は初めて通りましたが悪い道です。
ここにはシャクナゲが自生しています。
向原町と福富町の境界は峠です。
両側の石積みは古いものですが道路の砂利のしき方で区分されていました。
近くにハンカイソウが芽生えていました。
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