薬王堂気まぐれ通信使340   2006・3・19
Yakuoudo Capricious Communications Satellite

19日の日曜日、気まぐれ広島人はスギ花粉舞う県北に行ってきました。
毎年のことですがクシャミをシながらでも出たくなるんですね〜!
三次を過ぎ54号線を島根との県境、赤名峠を目指して走ります。
途中、上布野という町を過ぎて左に谷を下りました。
初めてのルートです。
着いたのは江の川との合流点・作木村でした。


作木村・下作木

下作木には常清滝があります。
ここには何度か来たことがあります。
近辺にはオウレンホソバナコバイモダンコウバイネコノメソウホクリクネコノメ?、リョウメンシダヤマルリソウスズシロソウが目に付きます。
ダンコウバイの小さな花は今盛りと咲き誇っていました。
ヒヨドリジョウの赤い実も雪の中で印象的です。
今回は滝は見ませんでした。
その代わり滝の上には何があるのか?と車で滝の上↑に登ってみました。
高台には数軒の農家と酪農をする家がありました。
熊見谷に沿って下りましたがまだ冬の様子でいたるところに雪があります。
大きなムクロジの木があります。
もう一度、江の川に出てきます。
対岸には三江線(三次〜江津)が走っています。


三江線・こうよど鉄橋

あまり電車は走らないのでしょう、鉄橋側で30分も電車を待ちましたが来ないようです。
途中、ばあさんが鉄橋を渡りだします
ばあさん、危ないよ、それに違反ですが・・・!
よろける姿で手すりを持ちながら・・・電車が来たらどうするの?
近所に橋は架かっていませんので家に帰るには貴重な通路なのかもしれません。
雪が降り出して、やっと一両の電車がやってきました。
少し下流の対岸は島根県です。
上流(三次側)に向かい佐々部の樹齢250年の柿木を見て近くに咲くスハマソウ)に挨拶して帰りました。
それにしても15年前に見て感動した若一神社のスハマソウ群落は完全に消失していました。
実は気まぐれ広島人、19日行きました作木村で野生のワサビを採って帰ったのです。
刺身に添えたかったからです。
それで二日後の21日=春分の日、メバルを釣に行きます。
王監督とイチローの活躍したWBC世界一野球大会のせいでしょうか?海にはいつものように釣り船は出ていません。
雨風も強かったせいもあるのでしょう。


21日・瀬戸内海でメバルを釣る!

ワサビとメバルの刺身!

食べるだけの魚を釣りましょう・・・!
肥えたメバルを選びます。
三枚におろします。
皮を取り除きます。
ここでワサビをすりおろしますが金物を使わないほうがいいようです。
ワサビを添えて、刺身を皿に盛ります
茎葉の部分は80度の熱湯に1分間浸し密閉容器でしばらく振った後、こうして食べると辛味が増して美味しいです。

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