薬王堂気まぐれ通信使332   2006・1・22
Yakuoudo Capricious Communications Satellite


陀峯山から南側、自衛艦の向こうは手島・横島など、その向こうは周防大島

最近ですが江田島と能美島を構成する四町は合併して一つの市となりました。
22日・日曜日、気まぐれ広島人はその江田島市を訪れてみました。
呉ポートピアからは江田島の切串行きフェリーが運航されます。
その切串から小用〜飛渡瀬(ひとのせ)〜柿浦(かきのうら)〜大君〜早瀬地区まで平坦な道を運転しました。
長浜の石切り場を少し見て、大君から山道を登り陀峯山(標高438メートル=だぼうざん)に向かいます。
途中、早瀬地区を眼下に見る天狗石という場所があります。
ここには45年前に来たことがあるのです。
当時は早瀬に橋はありませんでしたが登山口は丁度、今の橋の部分から登っていました。
登山口とは言いましても人一人が通れるくらいの小道で少し上がったところに砲台跡が残っていたのを思い出します。
無謀だったかもしれませんが従兄と天狗石に水晶を探しに行ったのです。
結局、たいした水晶も無く下山したことを覚えています。

天狗石から早瀬瀬戸・倉橋島を望む
天狗石は岩の高台になっていて瀬戸を見下ろすことが出来ます。
ここからの光景は早瀬に橋が出来たことを除けば昔と変わっていないように感じました。
高台で岩の手前がなだらかな踊り場風になっている事から天狗石と呼ばれるのかもしれません。
そこから100メートルくらい登りますと陀峯山の頂上です。
山頂からは四方がぐるりと見渡せます。
東側には早瀬大橋を見下せます
南側は上の画像にあるように広い内海が広がり、自衛艦の向こう中央に手島〜横島などの小さな群島、その向こうに周防大島が横たわります。
自衛艦の航行している航路は60年前に戦艦大和が通った航路です。
西側眼下には沖野島があってその向こうに大黒神島が見えます
北側には大原湾、そして江田島湾と古鷹山に続く江田島市を望むことが出来ます


陀峯山山頂から深江地区に下りてきます。
沖野島の手前は集落がありその前にはガマの茂る湿地が広がります。
岩から染み出る水場にはシダ植物のミズスギ(ヒカゲノカズラ科)がありました。
ホラシノブ(ワラビ科)もあちこちに見ることが出来ます。
能美島の日当たりのよいミカンロードに入って冬の瀬戸内海を満喫しました。
スイセンが咲いています
宮島が見える能美島北端から私がいつも釣りをしている海峡を眺めて帰路につきました。

ちょっと、だらだらした書き方になりましたね!<m(__)m>でした。
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