薬王堂気まぐれ通信使328   2005・12・23
Yakuoudo Capricious Communications Satellite


島の砂州と松


左遠くに大黒神島、真ん中の小黒神島、遠くに霞む周防大島


瀬戸に沈む夕日

▲昔のお話しでは、おばあさんは川に洗濯に、おじいさんは山に芝刈りに行くのが常識でした。
ところが我が家では、妻はスキーをしに山に、気まぐれ広島人は魚釣りに海へと出かけるんです。

近場で風が無いよい天気でも、いざ海に出てみますと時化(しけ)ている事がよくあります。
海上では霧や雨よりも風が一番怖い存在です。
最近は魚も昔ほど釣れなくなりました。
私も年齢を重ね、燃料も値上がりして海に出るのには難しい時代になりましたが、経験だけを頼りに1人海に出てみました
もう何十年も海と付き合っています。
30才代は無茶をしたものです。

●夜中に海図も見ないで海に出て岩礁にぶつかりそうになったこと、
●やはり夜中に早瀬に船が取られて海原に投げ出されそうになったこと、
●暗闇の中、船ごと牡蠣イカダに乗り上げたこと、

その他、この世からさよならを言われても仕方なかったことが何度かありました。
運が良かった!
其の時、死んでいれば次男もいなかったはずです。
歳を重ね、この年齢になり、今生きている事に感謝をしなければいけません。

生かされている自分をもう一度振り返り、今夜は釣った魚刺身にして乾杯でもしましょう。
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