薬王堂気まぐれ通信使321   2005・10・30
Yakuoudo Capricious Communications Satellite
30日の日曜日、江田島周辺でヒジキが採れるというので出かけてみました。
歳は私より上ですが、私をお兄さん!と呼ぶ妹婿と二人で出かることにしました。
午前10時過ぎ、ゆっくりペースで出航します。
ヒジキは下蒲刈島の大地蔵という場所で、寒い時期に採集したものを大きな鍋で煮て天日干しにしていたのを思い出します。
まあ、ヒジキ採りと言いましても情報を寄せてくれたネット友達のお宅にお邪魔虫するのが本当の目的でした。
ヒジキを採集して上手に乾燥している画像を送ってくれたんです。
しばらく海上で時間をつぶし正午頃に友人のおうちに到着します。

『こんにちわ〜!海からお邪魔します〜!』

友人は呉湾を望む海辺に一戸建ての家を建てています。
家の前には舟が停泊できる桟橋もあります。
私達も、あつかましいものですね〜!
一升瓶のお土産でヒジキ料理をいただこうと言うのですから…
しかし出されるヒジキの料理は今までに思っていたものとは違っていました。
黒くて少し膨れたような、だし汁の滲み込んだイメージのヒジキではなかったのです。
ようやく芽生えて、その先だけを採集して圧力釜で蒸して乾燥した!そうゆうヒジキ料理だったんです。
色は茶色で歯ごたえがあり、海草ヒジキの味が分かる料理でした。
これは絶品でしたね。

そのうちビールが出てきました。
身の一杯詰まった瀬戸内サザエの壷焼きから始まり、
角切りアワビのコンブ出汁煮
イワシの刺身
ギザミの姿焼き
味のよい特性茶碗蒸し、
それにアナゴだったでしょうか?五目寿司風のご飯が添えてありました。
料理にはおろし大根や庭で栽培された白カブ、キュウリやナンテンなどが添えられ見事なものでした。
器も凝っていましたね。
サザエなどは盛り付けるのに丁度いいような平たい石(柱島産とか?)使い、殻が転ばないように荒塩の上に置いています。
当に会席料理のフルコースと言ったところです。
ネットで知り合った友人だけは気をつけよう!と忠告してくれる友がいますがそんな心配は無用でしたね。
料理とお酒を堪能した後は近くの岸壁でヒジキを採集しました。
ヒジキは波打ち際にこんな風についているんです。
ちなみに海上では飲酒運転は大目に見てくれることを知っておられましたか?
ヒジキを採集して庭の温州みかんをいただき、お土産つきでコーシーまでよばれて友人宅を後にしました。
帰路、イワシが湧いていましたので夕飯用に釣って帰りました
夜、江田島の友人に感謝をし、思い出しながらイワシの天ぷらを食べました。
ヒジキの側にあったヨメガサも湯がいていただいたという!瀬戸内海で遊んだ一日を皆様に報告しましょう。


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