薬王堂気まぐれ通信使280   2004・12・15
Yakuoudo Capricious Communications Satellite


広島市植物公園の正面

12日の日曜日は広島漢方研究会のお世話でした。
事務局を担当している関係上、そんなに早く退席できません。
二時過ぎ頃にはお尻がムズムズ・・・
広島市の植物公園では特別企画展で『消えつつある植物たち』を開いています。
私はその展示場の絶滅危惧植物の写真を見たかったんです。
期間は平成16年9月18日〜12月23日までの開園日です。
金曜日休園の4時半までが開館時間ですが年末の土曜日は午後9時まで開園するという力の入れようです。

展示会場の入り口案内

なぜ行きたいかって?
そりゃあ〜珍しい植物の画像を見たいですからね〜
それに友人の画像も展示されているんです。
万年青年が提供した画像が何枚かあります。
その現場に私も同行し写真を撮影しました。
まあ、懐かしさが半分と云うところでしょうか!

会場内部に展示された希少植物写真
植物公園に到着したのが午後3時半で少し曇り空です。
展示は室内ですから関係ありませんが閉園時間も迫っており園内の植物は見ることができません。
フムフム、いろいろありましたね〜
私も写した広島県の希少植物が何点かあります。
1998年に撮影した県内で一箇所しかないハマビシの実。
デジカメも未熟だった頃に撮影した葉のないクモランの花。
匍匐するヤマルリソウの仲間=ハイルリソウ
ウスバサイシンと思われていたクロフネサイシン
山口県の境で見られるサルメンエビネや南限でのサンカヨウの花。
フウランギンランカヤランタシロランといった珍しいランの仲間も絶滅危惧植物に入っています。
雪解けに咲くサンインシロカネソウも何度か撮影しに行きました。
熊の被害を予想しながら苦労して写した天蓋の花=キレンゲショウマ
山道を歩き四度目の挑戦で会うことが出来たホンゴウソウ
こんなところにあるのか!と驚いたミドリヨウラクや石灰岩地域のガガイモ科フナバラソウ
花と葉が命の短いホソバナコバイモ
そのほか、アオベンケイミツガシワなど広島県だけでなく日本でも珍しい植物の数々が写真で紹介されています。
皆さんもぜひ広島市の植物公園に足を運んでみてください。

終園間近、園内に咲くダリアの仲間
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