薬王堂気まぐれ通信使�ｂQ７７　　　２００４・１１・２３
Yakuoudo Capricious Communications Satellite

朝の瀬戸内海

先日の勤労感謝の日、私は自分を労わる日にしました。
振り返ってみれば、よく働きましたもんね〜
これからもまだ働こうとしている・・・
で当日、我が家の庭の瀬戸内海に出てみたんです。
最近は船に人を乗せません。
なぜかって？
一人だったら何時だって出航できるし、釣れなくたって誰も文句も言わないし、帰りも自由に時間を決めることができます。
自分の時間だもの・・・
ただ困るのは重いガソリンを自分で運ばなければいけないことです。
船外機は意外と燃料を費やします。
馬力にもよりますが１リットルのガソリンで約1キロ弱の走行と思えばいいでしょう。
車だったら1リットルのガソリンで7〜8キロは走行しますからね。
30分船を走らせますと約一缶＝20リットルのガソリンを消耗します。
もうかれこれ、２５年も船に乗りました。

魚場で早速釣れたのはまあまあの大きさのアジ！
でも正午前でしたのでアジはこの一匹で終わりでした。
昼からは近くを通る大きな船を見やったり穏やかな波間に目をやって釣りを楽しみました。
私は植物以外にもこのような自然に触れる時間が大好きです。
トラハゼ・ギザミ・フグ・ホゴメバルなど、夕食のおかずになるだけ釣れば十分です。

11月の日暮れは意外と早くやってきます。
3時半頃には太陽が西の空に傾いてきました。
『そろそろ、帰ろうか〜』
青い空〜そよぐ風〜♪波間に撓むれるカモメ達よ〜今日もありがとう〜♪

実は今夜は夫婦で祝う神農祭だったんです。
釣れたアジと赤いメバルを祭壇に供えて日ごろの感謝を神農さまに申し上げたと言う、そんな一日でした。

※神農＝薬の祖、中国では自然界の薬を自分で収集し服薬して経験し、効能を後世に伝えた人物とされています。
頭には一本、或いは二本の角を持つとされます。
漢方薬や商売の神様として人々の信仰を担っています。

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