薬王堂気まぐれ通信使bQ45   2004・3・28
Yakuoudo Capricious Communications Satellite

先週はニューデジカメ=ニコンD70を紹介しました。
使いこなしていなかったせいか?画像の良し悪しが分からなかったのですが流石に風景を写してみますと違いがあるように思います。


作木村と羽須美村の中間点から写す江の川↑

昨日は広島県と島根県の境を流れる江の川(ごうのかわ)流域友人と連れ立って散策しました。
画像(ニコンD70・18〜70ミリ広角域撮影)の左側は広島県作木村、右側は島根県羽須美村、中央を流れるゆったりとした川は江津に流れ込む江の川です。
画像上流には三次(みよし)盆地がある県境の川です。
同行しました万年青年の祖母は生きていれば150歳だそうですが三次から船に乗って江津に嫁に行ったと言います。
この川↑を下ったわけですね。
多分、昔の川幅はもっとあったのでしょう。
今は画像右側、島根県山側に鉄道=三江線が走っています。
残念ながら我々は一度もジーゼル車両の姿を見ることが出来ませんでした。
この度の目的はヤマトレンギョウ モクセイ科レンギョウ属 Forsythia japonica を見ることでした。


岩場に咲く日本古来の花 ヤマトレンギョウ↑

日本には今黄色のレンギョウが咲き誇っています。
これらは外国から来たものや作り出されたもので、レンギョウ・シナレンギョウ・チョウセンレンギョウなどがたくさんの黄色い花を咲かせています。
日本独特のレンギョウとしまして岡山の阿哲を中心に石灰岩地域に生育するヤマトレンギョウ、瀬戸内海の小豆島にはショウドシマレンギョウ。
僅かな地域に2種類あります。
今日はその中の一つ広島県のヤマトレンギョウ(アップ)を見に行きました。
場所は石灰岩地域ではなさそうですが山の岩が大小に崩れるガレ場(日当たりのよい岩海)にありました。
それにしても個体数が少なかったですね。
僅かに一株、花は4つしか見つかりませんでした。
そのヤマトレンギョウを紹介しましょう。
生育条件もよくないのかもしれませんが野生のヤマトレンギョウは花数が極めて少ないようです。
花びらも4枚か5枚、やや細めの花びらです。
ヤマトレンギョウの写真はニコンD70でマニュアル撮影、レンズは昔の105ミリマクロレンズを使っています。
その他にはニコン・旧55ミリマクロレンズで撮影しましたヤマエンゴサクホソバナコバイモヤマルリソウなどが咲いていました。
これもマニュアル撮影です。
早くオートのレンズがほしい!


常清滝


うう、それにしても撮影時、首が痛い!


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