薬王堂気まぐれ通信使bQ29  2003・11・16
Yakuoudo Capricious Communications Satellite

北海道から大学時代の親友がやってきました。何十年ぶりかの再会です。

広島で薬業の大会があり、その特別講師として招かれましたが時間を見つけて我が家に寄ってくれました。
現在、彼は医薬品を扱う会社の社長です。
卒後31年間、元旦を除き一日も休日をとらないで働いてきたといいます。(参考写真=31年前の二人)
休日ごとに海・山・川を徘徊する気まぐれ広島人とはずいぶん違いますね!


の場所から写した包ケ浦↑

気まぐれ広島人は昨日も行ってきました!
場所は世界遺産の島、日本三景の名所でもある安芸の宮島。
この時期あまり人が訪れない包ケ浦(つつみがうら)という砂浜周辺を歩いてきました。
前にも薬王堂気まぐれ通信使で触れましたがこの砂浜は厳島合戦の時に毛利元就の軍勢2千余りが陶晴賢(すえはるかた)2万の軍勢を攻めるために上陸した場所だそうです。

室町時代の国取り物語、450年前にそんなことがあったなんて想像もつかないくらい静かな砂浜です。
厳島合戦の概略は自作の地図(30分くらいかかりました!)と包ケ浦にありました解説板を読んでいただくこととして解説は控えましょう・・・
私は地図上の赤い星の位置から包ケ浦↑を撮影してみました。
画面中央海に突き出た石垣の向こうの砂浜は人の手が加えられていますが手前の入浜を作る砂洲は全くの自然海岸です。

実は宮島に自生するトキワガキという樹木を見つけに行ったのですが分かりませんでした。
山には野生化した柿の木が一本、小さな実をつけていました。
砂浜の沼にはゴリと私たちは呼ぶハゼ科の小魚と淡水に生息するモエビがたくさん生息しています。
帰りに桟橋から釣り糸を垂れて群れるカタクチイワシを晩のおかず(イワシの刺身イワシの天ぷら)に釣り上げたという、相変わらず転んでもただでは起き上がらない気まぐれ広島人の休日を紹介いたしました。


銀鱗踊る瀬戸のカタクチイワシ

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