薬王堂気まぐれ通信使bQ20   2003・9・15
Yakuoudo Capricious Communications Satellite

広島の自然を紹介した本があります↓
絢野眞理(あやのまさみち)著・『花と生きものガイド・広島近郊の里山探訪』と題された本にオオサンショウウオの生息する場所を紹介しています。
広島県の中央部ではオオサンショウウオのことをハンサギ、またはハンザキと呼んでいます。
縦割り半分にしても未だ活きていることから名付けられたと聞きます。
前から気になっていましたので気まぐれ広島人は本日一人でその地を訪れてみました。
場所は千代田町・川東地区、江の川上流の可愛川です。
橋の架かる上宮堰は空気を詰めた風船堰ですので魚やオオサンショウウオが堰を越せないで溜まります。
今日は生憎の増水状態で上宮堰ではオオサンショウウオを確認できませんでした。
橋から飛び込んで遊んでいた地域の少年たちに頼んでオオサンショウウオ探しに協力してもらいました。

田舎の少年はたくましいですね!
5〜6メートルもある橋の上から平気で飛び込んだり落としあったりして遊んでいます。
地域の小学校・中学校に通う5人の少年達です。
彼らはオオサンショウウオを頻繁に見ると言います。
上宮堰以外に見られる場所があると言いますので案内してもらうことにしました。
私の軽自動車は大人4人乗りですが小学生が4人いましたので大人2人と認識しまして全員乗って出発しました。

念のため、交番や駐在所の前では頭を引っ込めるよう指示しておきました。
やはり地域の子供達ですね〜
それぞれが秘密の場所を知っているらしく、変なおじさんと知りながらも打ち解けるに従って次々と案内してくれます
しかし今日は何処も増水状態で空振りに終わりました。
お礼にコンビニでパンとジュースを買ってあげると大変な喜びようです。
屈託の無い笑顔!久しくこんな子供達に接していませんでしたね!
刈入れを目前にした田んぼでは役目を終えた水車が回っています。

少年達と別れ上根峠の沼で車を止めると水面にシバエビがたくさん泳いでいます。
シバエビを網ですくってみました
けっこう、たくさんのエビが網に入ってきます。
『そうだ、もって帰って佃煮にしよう!』
かあちゃん孝行の気まぐれ広島人は迷わずエビ集めに専念します!
そのエビ料理が食卓に乗るまでを画像で紹介してみましょう。
活きたシバエビを湯がいて後は妻任せ・・・仕上がったエビの佃煮は本当に美味しかったですね!

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