通信使の読者の皆さん！ご機嫌いかがでしょうか？
遅い薬王堂気まぐれ通信使となりました。
実は20～23日、蔵王温泉に家族旅行していたんです。
久しぶりの骨休みでした。
広島空港から仙台まで飛んでそこから長男の運転する車で蔵王高原まで一直線。
朝、11時過ぎに出発して午後3時過ぎには蔵王山頂に来てるんですから便利な時代になりましたね。
それも誕生日割引制度を利用すれば一人片道一万円の航空券です。
旅行計画・準備・宿泊、全て妻任せ・・・
私はデジカメの電池を用意しただけの気まぐれ旅行！
宿屋は違うところでしたが二日ともペンション、民宿を小奇麗にしたような所でした。
一日目は蔵王連山最高峰の熊野岳に行きました。
東北では丸い丘や山のことを『蔵』と言うそうです。
確かにこの辺の山はお鉢を伏せたような丸い山が多くあります。
その蔵の王様と言うことで蔵王と言う名前が出来たんじゃあないかと・・一人で納得して、
山頂の火口湖=お釜には青い水が溜まっています。
その付近には未だ雪渓が残っていました。
山肌をよく見ると点々とコマクサが咲いています。
ハイマツの茂みにはハクサンシャクナゲやウラジロヨウラクの花、湿地にはハクサンチドリが咲き誇っていました。
連日雨だったのに私たちが登った数時間だけ晴れたのは日頃の行いがよほどよかったせいでしょう。
ハクサンチドリ↑
蔵王ペンション村・アップルはイギリス風の庭と料理で有名な宿です。
宿の露天風呂もよかったですね～
次の日は雨、それでも妻と二人で沢登りに出かけました。
足元には黄色のタマガワホトトギスが咲いています。
雨に濡れたヤマアジサイも綺麗でした。
タマガワホトトギス↑
オニノヤガラ↑
根っこが見たくて掘ってみました。
薬用部分の根茎(天麻)を確認して、またそっと埋めておきました。
沼にはミズチドリの群生があったり蔵王は貴重な植物の宝庫でした。
人生に疲れたあなた！是非この山に行くことをお薦めします。
ゆっくりと天然の温泉を味わってください。
