薬王堂気まぐれ通信使№757  2016-8-15~17
Yakuoudo Capricious Communications Satellite

お盆休み、15日の朝から二泊三日の山口県西部にある温泉地に行ってきました。
広島から山陽自動車道に入り山口県に向かいます。
山口インターの合流から中国自動車道に入り美祢東より秋吉台方面に入りました。


秋吉台では車も多くなく気持ちよく走れました。
途中、高台の駐車場に停まり周辺を歩いてみました。
カワラナデシコ
ヒルガオ
キンミズヒキ
タンキリマメ
イチビ
ネコノチチ
ヤブラン
イヌビワ
サイヨウシャジン


サイヨウシャジン


クサネム
クズ
ゲンノショウコ
アキノタムラソウ
サワヒヨドリ
などの花や実が目を引きます。
ミシマサイコの花が咲いていました。
ミシマサイコの根は漢方薬として用いらる柴胡です。


ミシマサイコ


秋吉台を過ぎ景清洞に到着、そこから左折して今夜の宿、川棚温泉を目指します。
ナビも無し、地図帳も旧式のものしか持ち合わせず太陽の光と勘で方向を確かめながらのドライブ、妻とあっちだろう?こっちかな?と田舎道を迷いましたね。
結局、人に尋ねるのが一番いい!ということになりますが尋ねる人もまばらな状態で苦労しました。
美祢市から右折し疽もの関方面に進みます。
途中、菊川の道の駅に立ち寄り川棚温泉方面を訪ねます。
午後5時過ぎ、何とか川棚温泉に到着、宿で温泉につかります。
ここの温泉はいい
食事を済ませ寝ることにしますが温泉地とあって熱気がすごく窓を開けることはできません。
冷房を効かせるにも空気が乾燥して寝苦しくなります。
真夏に低地の温泉地に来たのが間違いだったようです。
次の朝、山頭火句碑のある妙青寺から裏山に登ってみました。
誰もいない早朝、イノシシが茂みを走る音が聞こえてきます。
16日は角島~靑海島あたりをドライブしようということにしました。
途中、クスノキの大木がある川棚のクスの森を訪れます。
そこから菊川を左折して徳仙の滝を見て山陰本線の特牛(こっとい)駅に立ち寄ります。
特牛をこっといと読むとは?年配の知人が昔、こっというし(特牛牛)という特別の牛がいた!と話してくれたことがあります。
角島大橋を渡ります。
観光客が目立ちます。
早々に角島を離れ線路伝いに仙崎~靑海島に到着、島には橋が架かって仙崎湾の突端、靑海島くじら資料館まで・・


仙崎湾


植物を見ながら車を走らせました
ハマビワ
ハスノハカズラ
ツルナ
オカヒジキ
ヒシ()
などなど・・・
俵山温泉で汗を流して今夜の宿、大河内温泉に向かいます。
ここは小さな温泉場で宿が2~3軒しかないようです。
それでも料理が美味しコフグのから揚げ冬瓜とウナギの煮物など堪能しました。
暑い夜を過ごし17日の早朝、近くを散歩してみます。
モクズガニ(津蟹)が道路に上がって動かなくなっています。
近くの八幡神社に上ると名前のわからない大木が3株ほどあります。
なんだろう?
樹皮は健在ですが中心は枯死し空洞になっていました。
どうも、イスノキ(ヒョンノキ)の老木であろうと結論づけします。


キカラスウリ


キカラスウリ
クサギ
ノウゼンカツラ
モチノキ
ウド
ウバユリ
ソクズ(クサニワトコ)
ベニバナボロギク
稲はそろそろ穂を垂れかけています。
大河内温泉を後にして大月インターから高速道路に入り小郡で下り一般道を一路、津和野まで走ってしばし津和野で昼食を済ませ観光、夕方には広島に到着したという夫婦水入らずの旅行を楽しみました。
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