薬王堂気まぐれ通信使№748  2016-3-20~21
Yakuoudo Capricious Communications Satellite

20日・21日は連休、骨休み旅行に妻と島根方面に向かいました。
芸備線に沿って白木街道をドライブします。
三次の手前付近でカタクリの花が咲いていないかと見ますがまだ蕾でした。
一週間早かったようです。
スハマソウが白い花を咲かせていました。


庄原を過ぎ備後落合あたりに来ました。
このあたりはまだ雪が溶けたばかりのようです。
フキノトウがあちこちに出ています。


キハダの裸木が空に枝を広げています。
柔肌を爪で引っかいてみます。
ベルべリンを主成分とする黄色い色素はなめると苦い!
県境を越え島根県に入ります。
ここを走るJRは木次線、芸備線終着駅の備後落合から宍道まで通ずる単線です。
備後落合~三井野原~出雲坂根・・・
三井野原から坂根駅へは勾配がきついためにスイッチバック方式で上り下り運転されています。


坂根駅


一日四便、赤字路線のようです。
今夜の宿は奥出雲町の斐乃上温泉です。
出雲横田まで来ますがこれからどちらの方向へ行ったらいいのか迷います。
道を歩く初老の女性に聞いてみました。
女性:「あっち、ここから30分くらい!」と東の空を指さします。
ナビゲーションシステムのない太陽光と簡単な地図を頼りのアナログ運転、夫婦の会話はあっちかな?こっちだろう!のいい加減な話しで進みます。
午後4時過ぎ、何とか到着しました。
ここは民宿です。
妻が数日前にキャンセル穴場をゲット、皆さん数か月前に予約するのだと聞きました。
囲炉裏端夕食を済ませ、温泉に浸かり日ごろの労を癒しました
次の朝、早々と食事を済ませ近くの山に行ってみます。
雪解け後のしっとりとした風景でしたが船通山の麓にはマンサクが咲いて(アップ)いました。


マンサク


クロモジの花芽はまだ鞕い蕾です。
宿を後にして出雲三成(みなり)を経由し亀嵩(かめだけ)駅に行ってみます。
ここ周辺は松本清張の著した推理小説=「砂の器」の舞台になった場所だという!
読んだことがないのでわかりませんが亀嵩駅元駅長室で山かけそばを食べたという、午前10時、朝食間もない時でしたが早い昼飯を済ませたという気の早い夫婦!
ここでは達磨ストーブにマキを入れていました。
三刀屋付近までドライブします。
途中、雲見の滝(看板)と出雲八重滝を訪れます。
両方とも立派な滝でした。
途中、木が倒れたままの場所もありましたがボタンネコノメヤマルリソウミヤマカタバミの花が咲きサイハイランアケボノシュスランの葉がたくさん見られるいい場所でした。
晩のおかずのつくしを採って帰ったというのんびり旅行でした。


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