薬王堂気まぐれ通信使№742 2015-9-20~21~22
Yakuoudo Capricious Communications Satellite

連休は九州の久住高原にドライブ旅行に出かけましたので記録として載せましょう。
20日午前7時に広島を出発、中国自動車道を九州に向かいます。
関門大橋(下関~門司)を通過したのは10時前でしたでしょうか!
福岡を通り過ぎ鳥栖で大分自動車道に入ります。
連休でしたが澀滞も無く心地よいドライブでした。

九重インターで下車する予定でしたが正面に見える由布岳に見とれていましたら通り過ぎます。
結局、湯布院インターで高速道路を降ります。
一般道で九重方面に折り返し宝泉寺温泉の壁湯を目指しました。
ここは日本の秘湯の一つとして取り上げられています。
ここの湯は川筋に掘られた岩盤から温泉が湧き出ています。
少しぬるめですが、かけ流しで奥の穴からこんこんと湯が出ています。
いい湯でしたね~~


昼間から温泉を楽しんで小国町の鍋ケ滝を目指します。
ここの滝は有名なのでしょう多くの車が訪れ澀滞状態です。
滝の入り口にある鉾納社(ホコノミヤ)境内に車を停めさせてもらい滝まで運行されている輸送バスまで歩きます。
滝の裏側に行ける鍋ケ滝でしたが一度訪問すればいい!
イワタバコが張り付いています。
鉾納社まで帰りご挨拶を済ませます。
社叢には大きな杉やトチノキが有りました。
国道442を久住高原に向けて走ります。


涅槃姿の阿蘇山、へその辺りから噴煙が・・・


阿蘇の見える高台で休憩、阿蘇山は小爆発らしい噴煙を上げていましたね。
高原に放牧された馬の足元に黄色い花が咲いています。
ウマノアシガタかと思いきや?近縁のキツネノボタンのようです。
瀬の本から長者原に至る有名道路には入らず今晩の宿である坪湯温泉に至る山道に入ります。
対向車はほとんどありません。
午後三時過ぎ高原のヒゴタイに見とれながら坪湯温泉郷に到着します。
農業から民宿に転じたという宿屋に泊まります。
ここの湯料理はよかったのでもう一度来てもいい。
次の日の朝、大山積神社まで歩いてみました。


キハダ
シロダモ
ニワトコ
キツリフネ
カラスウリ
カナムグラ
トウキ(栽培)
ナガミノツルケマン
夢の大吊り橋とやらを一見し九酔峡を下って竜門の滝に行ってみます。
折り返し飯田高原を経由して長者原までドライブします。
朝方動いたのが効を奏したのか澀滞には巻き込まれませんでした。
長者原までの道すがらこの土地特有のアザミの仲間やヒガンバナワレモコウクサフジに癒されます。


クサフジ


長者原では自然道を歩いてみます。
サワヒヨドリ
ヤマハッカ
サワギキョウ
オヤマリンドウ
ウド
ツルシキミ
判らないランの仲間
ヤマシグレ
ツクシシャクナゲ
アキグミ
ハネミノイヌエンジュ
ゲンノショウコ(白花)(赤花
その他、気のついた植物名を上げてみましょう!
コシアブラ
エゴノキ
リョウブ
コハウチワカエデ
ナツツバキ
オオカメノキ
ウワミズザクラ
オトコヨウゾメ
シラキ
タンナサワフタギ
シキミ
イヌツゲ
アセビ
アオハダ
ヤマウルシ
ハリギリ
アサガラ
ヤシャブシ
ノリウツギ
ヒヨドリバナ
コウゾリナ
ウリハダカエデ
ミズメ(ヨグソミネバリ)
ドングリの木(ミズナラ)があったので比較してみます。
コナラ
クヌギ
ミズナラ
カシワ


よく似たブナ科の樹木が有りました。
約2時間の散策を終え牧の戸峠を経由して国道442を南に移動、途中左折して長湯温泉に向かいました。
ここに有る清滝に行ってみることにします。
すでに4時近くでしたが迷いながら清滝に到着、この滝は素晴らしかった。
山道に
モミジガサ
ウスゲタマブキ
オオバショウマ
ツリフネソウ
ハガクレツリフネ

22日早朝

イナカギク
クサフジ


ハガクレツリフネ


オオバショウマ
ツルニンジン
ノアザミ
ツチアケビ
ダイモンジソウ

午前中に広域農道を経由して迷いながら湯平~湯布院へと向かいました。
大分高速道に入ったのは10時頃だったでしょう。
特に澀滞も無く山陽自動車道に入り午後3時過ぎには広島に到着しました。
いい旅でしたね。
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