薬王堂気まぐれ通信使№739  2015-7-19
Yakuoudo Capricious Communications Satellite

7月19日、広島自然観察会に参加しました。


オオバギボウシの咲く側道


場所は山県郡安芸太田町打梨 打梨発電所から鱒留ダムまでの側道、約1キロを歩きました。
打梨発電所は太田川最上流の立岩ダムから水道を引き水圧を利用して発電をしています
放出された水は1キロ下流の鱒留ダムにより塞き止められ取水管から下流の土居発電所に運ばれてもう一度発電をするというスタイルをとっています。
昭和14年頃完成された古い施設ですが工事に際し山奥であったこと、戦時下で人手不足だったことなどから過酷な労働が強いられ多くの犠牲者が出たと聞いています。
当時、主に広島製作所(現日本製綱所)と呉海軍工廠に送電されたと聞いています。


鱒留ダム湖



講師から説明を受けながら道を歩きました。
目に付いた順に植物を上げてみましょう。

マタタビ・ツルキケマン・ヤブカンゾウ・ウバユリ・ミゾソバ・ミヤマイラクサ・カラムシ・アキチョウジ・キツネノカミソリ・ヤブヌスビトハギ・クサアジサイ・ヨモギ・オオアオツヅラフジ・フキ・ミツバ・イヌトウバナ・オオバコ・ギンバイソウ・ウリノキ・コタニワタリ・ヤマグワ・エビガライチゴ・クロタキカズラ・クマイチゴ・イワガネゼンマイ・アオコウガイゼキショウ・シラネセンキュウ・ウワバミソウ・ヒロハヤブソテツ・オオバノハチジョウシダ・キツネノボタン・ハクウンボク・クサアジサイ・ジュウモンジシダ・イヌガンソク・オオバギボウシ・ミヤマカタバミ・ミヤマシキミ・ハンショウヅル・ヤマドリゼンマイ・ハナイカダ・アサガラ・ツガ・ヤシャゼンマイ・ナメラダイモンジソウ・コアカソ・クロモジ・ヤマコウバシ・タラノキ・ヒヨドリバナ・カツラ・ウラジロガシ・アサガラ・タケニグサ・キブシ・ネムノキ・イヌガヤ・アカメガシワ・ネジバナ・オカトラノオ・ノコンギク・ツリフネソウ・クサイチゴ・チドリノキ・サルナシ・ミツバウツギ・オオナルコユリ・シオデ・リョウメンシダ・ミツバ・アブラチャン・アワブキ・オオイタヤカエデ・ヤブデマリ・ゼンマイ・シシウド・マツカゼソウ・クズ・ヤマノイモ・ウツギ・ボタンヅル・イタドリ・ヒカゲイノコズチ・コシオガマ・ヌルデ・ヒメジョオン・オニグルミ・トチノキ・アカネ・クサギ・ノリウツギ・ニワトコ・ヤブウツギ・イシミカワ・ヒメコウゾ・クマノミズキ・オオバアサガラ・ツルニンジン・ゲンノショウコ・ダイコンソウ・ミヤマイボタ・イタドリ・フジ・イワタバコ・オオハンゲ・ミヤマウズラ・キツリフネ・キバナアキギリ・・等など


キツリフネ

ツリフネソウの花の距は渦巻状ですがキツリフネでは軽い曲線であること、葉の先が長く細いのがツリフネソウだということ、


ギンバイソウ

ユキノシタ科のギンバイソウには装飾花があり雄しべが多く葉の先が二裂すること、


イワタバコ

イワタバコは花が数輪咲いていました。
ミツバは食用とされますが小さな花を見ると綺麗であること、
ハナイカダの黒い実、


ヤブハギ

ヤブハギも綺麗に咲いていました。

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