薬王堂気まぐれ通信使№737  2015-6-14
Yakuoudo Capricious Communications Satellite

もう6月の終りにもなるのに何も書かないとなるといけないので・・・
先日、広島自然観察会に参加しました。
場所は安佐町・長沢地区にある広島市民の里、
自然観察会の先生方と市民の里を管理するボランティアの方々に案内を受け観察開始です。
今回は地元新聞で呼びかけたので多くの子供たちが参加していました。
主にモリアオガエルの観察をしよう!というテーマでした。
親子での観察会は微笑ましいものがあります。
私は3人の父親ですが今では縁遠い年頃になりました。
みなさんからはそっと離れて山道を歩いてみました。
そうそう、モリアオガエルのことに触れておきましょう!
モリアオガエルはここだけでなく広島のあちこちで見ることができます。

モリアオガエル(雌?)

今の時期、木に産み付けられた卵塊を見ることが多いのですが成体を見ることはほとんどありません。
モリアオガエルはアマガエル(ニホンアマガエル)を少し大きくした感じですがよく似ています。
それにシュレーゲルアオガエルにもよく似ていて区別が難しいのですがモリアオガエルの光彩(目)は赤く、シュレーゲルアオガエルの光彩は銀色をしています。
ニホンアマガエルの光彩も銀色ですが鼻先がモリアオガエルのように尖っていなくニホンアマガエルでは鈍角ということ、目の前後に灰色の線があるのがニホンアマガエルということらしい。


鼻先が鈍角に曲がり目の前後に線が入るニホンアマガエル


アマガエルとアオガエルの区別があるのもややこしいです。
いずれにしても今回はモリアオガエルは確認できませんでしたので過去の画像から紹介してみました。
卵塊で育ったオタマジャクシは下の水中に落下します。
水の中にはイモリやヤゴなどモリアオガエルのオタマジャクシを捕食する生き物たちが待ち構えています。
厳しい自然の生存競争が繰り広げられています。
私たち人間は保護され過ぎか??世界情勢を見るとそうでもなさそうです。
気がついた昆虫や蝶、植物を紹介してみましょう。


ホタルブクロ


ホタルブクロ(下から)
メキシコマンネングサ


ユキノシタ


ユキノシタ
アサザ
キンシバイ(外来植物)
スイカズラ
マタタビ(雄花)
マタタビ(雌花)
タチカメバソウ
オカトラノオ
コナスビ
イガホオズキ
など
昆虫や蝶の名前はよくわかりませんでしたね。
センチコガネ
甲虫①
オオチャバネセセリ
スジグロシロチョウだろう
ベニシジミだろうか?
ヒカゲチョウと思っているが?
などなど


太田川の流れはゆっくりと広島市に向かっていました。
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