薬王堂気まぐれ通信使№715   2014-7-21
Yakuoudo Capricious Communications Satellite

昨日の日曜日(20日)は、おにぎりを一個と茶パックを持って水分峡から呉娑々宇山に登り途中から急な谷筋を下って水谷峡まで縦走します。
さすがに棚田の有る水谷に下り畑賀地区まで歩いて来た時には疲れて電話をして迎えにに来てもらいます。

今日21日は車で白木山方面に行ってみました。


芸備線沿線を上り上三田から幹線を外れて白木街道(旧幹線)に入り市川の集落に入ります。
この辺りは静かで神社に車を止め稲田に吹く風一息入れました
市川から正木~栃谷方面もいいのですが今日は谷川から峠まで上って白木山方面に行ってみましょう。
車道のわきにツメレンゲが花芽を伸ばそうとしています。
ニホントカゲの青い尻尾が綺麗です。
大槌地区の民家の前にヒオウギがありました。


ヒオウギ(射干)


ヒオウギはアヤメ科の植物で黒い種子はヌバタマと言われて夜を表す枕詞として万葉集に詠まれているそうな!
根茎は乾燥して射干(ヤカン)とし薬として用いられてきました。
日本ではあまり用いませんが四川省から来た中医師の友人が喉の痛みや咳込みによく効くんだ!と言っていた事を思い出します。
日陰に停車して昼食にします
谷川の冷たい水に足を浸して自然に目をやります。


ハグロトンボ


ハグロトンボ、キブシマタタビ、鹿も食べないマツカゼソウマムシグサなど、タマゴタケが傘を開いていました。
峠まで急な上りですが植林された杉が生長し年毎に様子が変わっています。
峠から左折してしばらく車道を走りますが道は悪く途中から歩くことにしました。
点線部、白木山系の東側を歩いてみます。
鹿が多い
計4頭、茂みから飛び出してきました。
暑かったのでサンダル履きで行動したのが悪かった!
後でその訳を述べましょう!


白木山系


白木山までは行けませんでしたが引き返し檜山地区に下ります。
ここの地区も住民が少なくなっているのでしょう!小さな子供を見ることがなくなりました。
軒先にドクダミが干してあります。
野平谷~草田地区に咲くオニユリを見ながら国道54号線の大林に出て岐路に着きます。


オニユリ


山でのサンダル履きがなぜ悪かったか?
2日後の夜、なんとなく足を見るとマダニが食いついていました
7年前にもやられたことが有ります。
最近は野生の鹿が増え特にマダニの被害が多くなりました。
日当たりのいい草むらにはマダニがいて大型動物を狙っています。
谷筋にはヤマビルもいます。
今回はマダニ、火あぶりの刑にしてやります。
マダニも熱かろうが私も熱い!
熱さにたまらず尻部が変形してきます。
ピンセットでつまみますがなかなか離そうとしません
それでも千切れないように何とか・・・
吸着部もちぎれないで取れたと思うのですが?
そんなにひどくないと思ってほって置きましたが一週間経った今でもこのとおり、やはり皮膚科に行くべきでしょうか?
前回の時も1ヶ月くらい傷跡が治らなかったことを思い出します。
今の悩みはマダニの傷跡くらいで他に気になることは特に無い国民年金受給者です。
幸せだと思わなければいけません。
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