薬王堂気まぐれ通信使672  2012−11−18
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11月18日(日曜日)、今日は雨上がりの秋日和、三次にある「奥田元宋・小由女(サユメ)美術館」に行くことにしました


1970年代、奥田元宋展覧会が広島で開催され、その時に2度ばかりお会いしたことがあります。
当時の署名入り画集色紙を大切にしています。

ところで今回は美術館で開催されている「犬塚勉展」を見に行ったのです。
38歳の若さで亡くなった画家ですが私と同じ1949年生まれ、生きていれば多くの作品を発表していたことでしょう。
若くして画家を志し、ひたすら描き続けた濃厚な時間が絵に読み取れました。
詳細はここでは載せませんが犬塚勉で検索してみてください。
すばらしい!の一言が私の感想です。
美術館では月が見える空間にしばらく時間を過ごします。


中国山地の秋は深まり、往復路、三次から向原まで下って鷹ノ巣山(922m)に上ってみます。


昨日の雨と急な冷え込みで林道は落ち葉でいっぱいでした。
上り坂で車のスピードを緩めるとタイヤを取られて空転します。


ガードレールの無い危険な山道でした。
それでも下界とは空気が違う別世界!
センブリとヌルデの虫こぶ(五倍子)を確認します。
頂上は見晴らしのきかない林床、かつての道がわずかながら認識できます。
福富町側は植林された斜面が広がります。
ノコンギクを見ながらの帰路、志和町辺りはすっかり冬支度を迎えていました。

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