薬王堂気まぐれ通信使bU70   2012−10−19
Yakuoudo Capricious Communications Satellite

広島大学東広島キャンパスに行ってきました。
対象は理学部大学院生、講義の名目は社会実践生物学特論!
4年目になりますがなんとなく楽しみです。


彼らの年齢は23〜25歳!将来の目標に向かってまっしぐらというところでしょう。
講義内容は薬用植物と彼らの学ぶ植物学との関連性を述べるというもの・・
講師は双方の立場の知識を持ち合わせなければなりません。
講義にはいつも気を使います。
●講義の趣旨を明確にすること!
●間違いや曖昧さは厳禁であること!
●興味をそそる内容であること!
あまり神経質になってもいけません。
一人や二人、寝ていても気がつかないふりをしなければいけません。
全員に話しかけますが特定な生徒だけに焦点を当てるのは感心しません。
彼らは将来、植物学の専門家として社会に巣立っていく者達です。
おじさんとしては彼らを惑わしてはならないということに神経を使います。
関係する先生にもお礼を言って今日の講義を終了しました。
午後4時過ぎ、残照の校内、発見の小径を歩いてみました。


ぶどう池の向こうに図書館、茶色の建物は法学部・経済学部


フジバカマサワフジバカマ違いが示してあります
キセルアザミ
チョウジタデ
アケボノソウ
タヌキモ(オオバナイトタヌキモ=ネットより)


オオバナイトタヌキモ


サワシロギク 白色
木本では
ツリバナ
マルバノキが綺麗に紅葉していました。


マルバノキ(ベニマンサク)


湿地の沼にアカトンボ(マユタテアカネ♂=ネットより)・サワガニ・それにアメリカザリガニが脱皮中でした。
5分後に同じ場所に戻りましたら脱皮を終え柔らかな爪をかばいながらも逃げてゆきます。
マーメイド喫茶コーヒーを飲み・・帰る頃には図書館の上に上弦の月が昇っていました。

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