薬王堂気まぐれ通信使bU68 2012−9−17
Yakuoudo Capricious Communications Satellite
県北はもう秋の気配です。
7月17日・敬老の日、芸北町に行ってみました。
とはいえ台風が九州沖を北上、風の中を八幡高原にさしかかると強風に木が倒れてきました。
先に進むことが出来ません。
ここは牧野富太郎博士が二度ほど訪れた場所です。
南の軽井沢と絶賛したほど快適な場所だったと聞きます。
高校時の恩師、越智氏(画像は1977年・昭和52年3月倉橋島鹿島にて)は当時、牧野先生から東京大学理学部助手になることを強く勧められたと聞きます。
なぜならなかったのですか?という問いに「生活してゆけないと思った!」と返事が帰ってきました。
越智先生からは植物に関していろいろなことを教わりました。(1977年11月)
風と雨の中、高原を歩いてみます。
誰もいないススキ野に熊に注意の看板が・・・
サラシナショウマ
サラシナショウマ
カンボク
ガマズミ
オタカラコウ
トリカブト
トリカブト(サンヨウブシか?)
キセルアザミ
サワギキョウ
湿原に咲く何というアザミでしょうか?
ナツハゼの実
カキツバタ
ウコギ
ウバユリ
シシウド
ビッチュウフウロ
ビッチュウフウロ
芸北町は収穫時、帰るころには雨も止み深入山に秋風が吹いていました。
今は誰も通らない旧国道沿いに車を進めます。
戦前、この道を木炭バスに揺られながら牧野博士は来たものでしょう。
道にはオミナエシ(敗醤)がきれいに咲き誇っていました。
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