薬王堂気まぐれ通信使bU56  2012・4・15
Yakuoudo Capricious Communications Satellite

温泉を求めて一日旅行に出かけました。

@、かけ流しであること

A、はじめてのところ

夫婦は以上の2点を目標としています。


広島の自宅を午前7時過ぎに出発し、芸備線に沿って三次に9時前に到着、そこから中国自動車道に入り20分で庄原に着きます。
庄原から更に芸備線を追っかけ木次線の終着駅でもある備後落合駅に10時頃到着しました。
備後落合駅舎に立ち寄ってみました。

ここは芸備線と木次線が交わる旧国鉄の駅。
ひっそりとした無人駅でした。
時刻表を見てみましょう。
芸備線は日に5便!
木次線は日に3便があるだけです。
それも雪の多い冬の3ヶ月は運休となっており今年もそんな年でした。
運行されても日に10人以下の利用客しかいないという超赤字路線です。
木次線に沿って県境を過ぎると三井野原駅があります。
三井野原駅は数十年前、スキー場として多くの客が乗り降りしましたが今は閑散としていました。
奥出雲おろちループの架橋から出雲垣根駅を見下ろします。


正面中央に出雲垣根駅があり山中をZ状にスイッチバックの線路が走ります。


ここは日本でも珍しいスイッチバックで高度を稼ぐ鉄道システムがある場所です。
線路は山影に隠れて見えませんが標識から判断するとかなりの高度差があるようです。
出雲横田に行く前に鬼の舌ぶるいという渓谷に行ってみました。


両岸は切り立った岩肌で歩道は岩に打ち込んだ鉄柱に支えられています↑
丁度、中間地点まで行ってみました。
昔はもっと水量があったのでしょう。
川の岩には回転する石で穿かれた穴が見られます↓


ミツマタの花が咲いています。
その他には、
スミレの仲間
タネツケバナでしょう
カンスゲと思われるカヤツリグサ科の植物
ヤマグルマ
ヒサカキの花
クロモジの新芽↓


テングチョウ
春は真っ盛りを迎えようとしていました。

出雲横田に戻り斐乃上温泉(ひのかみ)を目指します。
途中・・・
スハマソウ(ケスハマソウ?)
フクジュソウ(ミチノクフクジュソウ?)
斐乃上温泉は船通山(1143m)の麓、民宿たなべ露天温泉で疲れを取って帰り際に船通山の登山口まで行ってみました。
山道には未だ雪が残っていました
ヤマシャクヤクの新芽が春を予感させます。

ヤマシャクヤク
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