PEN First series 01

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OLYMPUS - PEN W
実はこれには最も投資してます。
本体も40000円強と結構なお値段で中古店から購入し、その後オーバーホール&再塗装を依頼してすっかりときれいになりました。 外観ボロボロが当たり前のWの中でもトップクラスのコンディション?と自負してます。
現在は一番出番も多く、お出かけにはまず外せない1台になってます。
描写は非常に鋭いです。
もともと定評のあるズイコーですが、Wはほかのコンパクトカメラとは一味も二味も違うような気がします。恐るべし、豆レンズ!!


OLYMPUS-PEN First-model
フィルター&フードつき19000円でカメラ店の中古委託販売コーナーで購入しました。
この初代は、オリンパスが自社生産する前、三光商事で生産された
初期生産品と思われます。
シャッターの溝が横向き3本、ストラップ金具が向かって右に1つだけ、フラッシュ使用時の絞り値、この3点の特徴が全て網羅されているのが初期生産品の証なのです。(キッパリ!)  
とは言っても、そのことに気づいたのは買って帰って暫くたってからでした。 
本当にラッキーでした。


■こんなペンもありましたその1・・ペン

初代ペンと言えば、シルバーボディにグレーのシボ革というデザインですが、実はこのようなアイボリーのシボ革をつけたペンも存在していました。
他にも、外観ではシボ革上下のライン部分がブラック(通常はグレー)だったりという特徴もあります。
私自身はこれを所有してはいませんが、以前、目の前で地元の中古店に買取りに持ち込まれたものを実際に見た経験もありますし、古い「写真工業」誌の表紙でもこれを目にした記憶もあります。
広告等での確認はできていませんが、シボ革にも「OLYMPUS TOKYO」の刻印も入っていますから、この一風変わったペンは確かに存在していたと思われます


■こんなペンもありましたその2・・・試作機OLYMPUS−18
これは世の中には出ることのない、初代ペンの試作機の画像です。(朝日ソノラマ刊「オリンパス・ペンの挑戦」で紹介されてしまいましたが・・)
この試作機は、昭和34年10月の初代発売に先立つこと9ヶ月前、昭和34年2月16日に完成されたものです。
「OLYMPUS-18」というロゴが、ボディ正面に刻印されていますが、この「18」とは・・・
そうですね、これは非常に簡単な意味で、ハーフサイズのコマ寸法(24mm×18mm)に由来してネーミングされたもののようです。
レリーズボタンのスリット形状等、三光商会で作られた最初期型の特徴との共通点が多々あり、ほぼこのデザインのままで発売を迎えたようです。


OLYMPUS-PEN Black Painted

ゲストのボロディンさんから、またまた新たな改造ヴァージョンのお知らせです。 今度は、ペンWでもペンSでもない、いわゆる初期型のペンです。
改造ポイントは、ブラック・ペイント、シボ革の変更(オリジナルグレーからライカ用黒)で、作業はお馴染みリペイントのTOMYさんです。
おまけに、オリーブドラブにペイントされた、リペイントのトミーさん製作のペンW用フードを装着しています。

提供していただいた画像には、コシナのVCメーター(黒)もセットされており、ブラックボディとよくマッチしています。
一瞬見ると「あっ、ペンW!」ってなりそうですが、よく見ると「あれっ?」となる、そんな意外性が面白いですね。 なかなか精悍な顔つきで、W用フードのカラーリングもアクセントとして効いています。 それと、シボ革を変えたことで高級感が大幅にアップしてます。
それにしても、カラーリングひとつで本当に印象が変わるものですね。


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