薬王堂気まぐれ通信使bT00  2008・11・16
Yakuoudo Capricious Communications Satellite

薬王堂気まぐれ通信使も500回を数えました。
約10年もの間、記録を更新し続けてきました。
えらいものですね〜!

16日は朝から雨、今日は妻と一緒に一日を過ごすことにいたしましょう。
紅葉が見たいと言う!
観光地は紅葉のシーズンですがどこも人で一杯だろうから近くにしよう!という事で芸備線沿線をドライブすることにしました。
向原から右手に折れて直ぐ左折すると大土山コースに入ります。


人は誰もいないようです。
辺りの様子に

気まぐれ広島人:「秋深し、枯葉舞う、冬近し」

我々の境地だね!と詠むと、五七五になっていないと笑われます。

     「秋深く、枯葉舞い散る、冬近し」

峠にある、人造湖周辺を歩いてみました。



「振り返る、三十路の山川、野辺の花」

ベニバナボロギクが雨にさらされていました。

「人生の、役目を終えて、朽ちを待つ・・」

ヤマナシが二個、落下して土に埋まりかけています。

振り返ってみれば長い時間でした。
気ままに仕事をし、毎度の食事、旅立つにも、浮気するにも(もとい!)、風呂に入るにも全て相棒が居たからこそ出来たこと、
湖面は鏡のようでした。

「山に来て、落ち葉踏みしめ、想う秋」

意味は全くその通り!

「来た道は、この先に通ずる、秋の空」



だんだんおかしな歌になってきました。

それでも山は紅葉の真っ最中

「ドングリを、落としてあとは、枯葉かな」

荒涼としたすすき野は今の心境を髣髴とさせてくれます。

「山路来て、すすき野に立つ、風の音」



一瞬、立ち止まって下り坂を見ると、そこは荒涼としたすすき野だった!人生はそんなものだよと・・・?

モミジが紅葉しています。

山鳥が一羽、横切ります。
大土山を抜けると農家のある場所にでました。
今年は柿が豊作のようです。

「人生は、手の届かない、柿ばかり」



もう止めておきましょうね!
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