薬王堂気まぐれ通信使№792   2018-10-21
Yakuoudo Capricious Communications Satellite

10月21日日曜日、広島自然観察会に参加して竹原にそそぐ賀茂川上流域を歩いてみました。
集合は午前10時とあったので自宅を9時頃に出発します。
苗代辺りは脱穀作業の真っ最中でした。


市内高速道路に乗り矢野で下車、熊野~郷原より広~高屋間道路に入り上三永で下車します。
そこから国道330に入ればよかったのですが左折して国道2号線に入ってしまいます
ここは上下線が交差することなく数キロも続いているので引き返すのに20分くらい無駄な時間を要しました。
やはりナビゲーションシステムを導入しなければいけないでしょうかね?
330でも仁賀ダムまで行ってしまい引き返します。
何とか八幡神社近くの集合場所に来たものの誰もいませんでした。
集合時間を15分も過ぎたころ観察会のメンバーが乗ったマイクロバスが到着しホッとしました。
広島自然観察会では3月23日に事前調査をしておられました。
その時の調査記録をいただいたのですが素晴らしい出来栄えでした。
荒谷川を歩いたコースで気が付いたものを載せてみましょう!
ハチの巣らしきものがぶら下がっています。
ミツバアケビ
テングチョウ
キジョラン
ここにはキジョランが多いのに驚きました。
キジョランはアサギマダラの食草でもあり数頭のアサギマダラを見ることが出来ました。


ノコンギクの花にとまるアサギマダラ


かつてこの仲間はガガイモ科の植物であると教わりましたが観察会ノートにはキョウチクトウ科とありAPG分類法に則って記載されていることにもびっくりします。
エノキの実は噛むと甘く昔は甘味料として餅などに入れたとのこと・・
イボタノキ
フユザンショウ
ヤブサンザシ


ヤブサンザシ


テンナンショウ
ヤマモミジ
観音淵(観音堂)の周りにはミヤマウズラが見られます。
炭焼きをした跡が残っています。
シロダモ(雌花雄花)
オオバノイノモトソウ(アイノコイノモトソウ?)
ミイロアミタケ(裏側)
この川は荒谷川と言われるほどに時々大暴れするようです。
アマガエルの雌が来春の産卵を控えてお腹を大きくしていました。
何時の時代でしょうか?銅鉱石を採掘したが残っています。


賀茂川の源流域、荒谷川


この川ではけっこうきれいな場所に出くわします。
アワブキ
ミヤマガマズミ
ヤマコウバシ
ツヅラフジ
ツリバナ


ツリバナ


ハリギリ
ここでお茶を一杯
熟れたテンナンショウの実を見ながら野点・・
クサギ
マタタビ
ノコンギク
無人の農家にユズが生っていました。

その他にもたくさんの植物を見ることが出来ました。
2時過ぎに帰宅して3時には海に出ます
晩ご飯のおかずにとアジを数匹釣りあげました。


瀬戸内に沈む夕日


人生の大半を無事に過ごせた今日、、、自然に触れられたことに感謝します。
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