薬王堂気まぐれ通信使bU00  2010・12・19
Yakuoudo Capricious Communications Satellite

せめて、2年に一度くらいは妻と行動を共にしなければいけません・・・
今日は広島県の北の端から山口県に入り、山口県を通り越して島根県まで行ってきました
家の前の高速道路入口(府中町)から入って中国自動車道〜広島自動車道を経由して中国自動車道を九州に向かって走りました。
県北では側道に雪が残っていました。
吉和から山口県に入ります。
ここからは山口県、長い下り坂で15分ほど走りますと島根県に入ります。
吉和インターの次が六日市インター、そこで高速道路を出ました。
所要時間約1時間30分、今日はインター近くの温泉施設(ゆらら)でゆっくりと骨休みをすることにしました。

無料休憩所で横になり施設内で昼食をすませ一般道路を使って広島に帰ることにします。
島根県側から山口県に入る手前に長瀬峡入口と標識が見えます。
長瀬峡まで7,5キロとあります。
行くことにしました


左中腹斜面を長瀬峡へと道路が走ります。


この谷は深い!
20分ほど運転してやっと人の住む集落に到着します。
島根県鹿足郡古賀町錦町宇佐郷らしい!
川を挟んで右側は小五郎山(1162m)山麓の山口県です。


古賀郡錦町宇佐郷


集落を過ぎて長瀬峡を目指します。
行けども行けども細い道、途中何かを栽培している畑地があります。
なんだろう?
長瀬峡キャンプ地とある場所を過ぎ、長瀬小学校跡を過ぎた辺りに農作業をする夫婦連れに出会います。

気まぐれ広島人:「何を栽培されていますか?」

おっちゃん:「畑ワサビ(陸)です。」

妻:「がにめか!」

店先では葉の部分を「がにめ」と称して販売してるとのこと。
この先に集落(河津)があるらしいのですがその先は行き止まりとのこと、
がにめを少し分けてもらいました
水ワサビとは少々違いますが茎と葉を80度強の熱湯に1分から1分半浸して取り出し、空気にさらして出汁に漬け込みますと辛いワサビ漬けが出来上がります。
折り返し道に長瀬小学校跡に立ち寄ってみました。


長瀬小学校 グランド


昭和55年に建てられたと定礎にありましたが昭和62年には閉校になったらしい!
川向こうにはヤマグルマの大樹がありました。
そこを過ぎますと・・やはりここ辺りが長瀬峡か・・・


常滑の茶褐色の岩肌に清流が微かな音を立てながら流れています。
子供と戯れるのにはもってこいの場所のようです。
宇佐郷の最上部で車を下りてみました。
大きなイワナが流れに隠れます。
今の季節に目立つ植物はありませんでした。
一両との異名があるヤブコウジが赤い実を二つ付けていました。


ヤブコウジ


二つ実が付くならいっそのこと二両にしたらいいのに・・・
いい谷でしたね。
よくぞこの深谷に人が住み着いたものです。
我々も二度と来ることはないでしょう。
水面から80メートルの高さにある深谷大橋を経て山口県に入ります。
ここからはきつい上りの坂道、ユズを植えるこの地区は野生の熊が多い場所と聞いています。
寂地峡を過ぎ広島県との堺、松の木峠は雪道でしたね。
皆さんもたまには奥さん孝行をいたしましょう。
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